リンゴに大きな被害を及ぼした台風15号。
実は第1農場はこんな状況になっていたのです。
まだ屋根が見えていますが、この建物は屋根裏が物置になっているため
普通よりも屋根が高い特殊な作り。見た目以上に水は深いのです。
水がひけた後、測ってみると水深は約3mありました。
昔からこの地域では、10年に1度水害はやってくるといわれていました。
しかしこのところ、気候変動が影響しているのか
間隔が早まっているような気がします。
かつて名農気象班はこの第1農場を本拠地として活動していました。
まだPCもない頃、台風が近づくと船舶無線などを駆使して
逐一天気図を確認しながら岩手県の雨量を推測。
そして大雨になっているわかったら、気象庁よりも早く水害を予告。
わずか数時間ですが誰よりも早く危険を察知できたおかげで
第1農場から農機具を避難させることができ何度も危機を救いました。
このように氾濫すると大被害を起こす馬淵川ですが
そのおかげで第1農場は肥沃な農地となってます。
昨年、名農に新しい気象観測システムが導入されたそうです。
データの公開を楽しみにしています。
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