花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ラストショウ!

2025年02月26日 | 環境システム科
さてこれが毎日地球未来賞の表彰式。
表彰される前に各受賞団体が自分たちの活動を5分で説明しました。
これはFLORA HUNTERS AQUAのステージ。
正真正銘これがラストショウ。全員で登壇し、
2年間代表を務めた男子とFLORAを5度目のストックホルムに
連れて行ってくれた女子の2人がマイクを握りました。
まさにAQUAを引っ張ってきた2人です。もちろん内容はミスト栽培の他に、
海外での体験や海外に情報発信していることも盛り込みました。
また発表前に流れた1分間動画は、水大賞のために製作した
エレベータピッチのダイジェスト版。
最初から最後まで英語で作られたショートムービーに
会場の皆さんびっくり。ベストシーンを凝縮させた作品は
まるで映画の予告のようだったと表彰式後の交流では大いに話題となりました。
さらに海外を見て活動しているのはFLORAだけ。
活動内容もショートムービーも異色です。これがFLORAのアイデンティティー。
最後の最後にキラリと輝く花火を上げてくれました。
さて彼らの大先輩、Treasure Huntersは、2020年のストックホルム青少年水大賞で
グランプリを受賞しました。あれからもう4年。
そんなレジェンドが明日27日夕方、青森県のRABニュースにまたまた登場します。
なぜなら彼らは4月から採用される中学校の道徳の教科書に載ります。
それを聞きつけたTV局が、彼らを紹介しようと先日取材したのだそうです。
緊急なニュースがあると番組の内容はすぐ変わるもの。
どうなるかわかりませんが、楽しみに拝見したいと思います。
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感謝の気持ちを形に変えて?

2025年02月26日 | 研究
これは今週の課題研究。2年生が集まって何やら覗き込んでいます。
それがFLORAの卒業アルバム。2年間の活動を個人ごとに編集して
製作したFLORAオリジナルで、まさに世界に一冊だけの逸品です。
このアルバムにメッセージカードを添えるのが2年生の役目。
先日、3人の2年生が先輩を思い浮かべながら書いたカードです。
しかし差し上げるのはこれだけではありません。USBもプレゼントです。
このUSBは彼らがレポート作りなどに使ったもので
せっかくなので2年間の活動で撮影した写真画像も追加保存しておきました。
さてこのようにFLORAの卒業アルバムは2年生が準備し、3年生に贈るものです。
つまり2年生は3年生になるとアルバムをもらえることを事前に知ることになります。
ところが現在の3年生が2年生だった頃、彼らは先輩のいないひとりっ子。
そのため卒業アルバムを先輩に贈った経験がありません。
そんな3年生なので、おそらくこの卒業アルバムを見てびっくりするはずです。
でも3年生がびっくりする前に感激したのがこの2年生たち。
7冊とも全部違う編集、立派なハードカバー。
そしてアルバムの中で生き生きと活動している先輩の姿。
「うらやましい」としきりに話していました。次は自分の番。
自分の卒業アルバムを素敵な写真でいっぱいするためには、活動あるのみ。
卒業アルバムは活動のモチベーションを高める役割もあるのです。
今日は久しぶりの3年生の出校日。2年生と一緒に最後の取材に応じます。
そしてFLORAのアルバムが2年生から先輩に贈られる予定です。
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棚卸し

2025年02月25日 | 学校
これは学校の長い長い廊下に飾られた賞状たち。
昭和の古いものもあれば、数年前にいただいたものもあります。
よく眺めてみれば総理大臣をはじめとする数々の大臣賞、
農業クラブで松下幸之助氏からいただいた賞状、
日本学生科学賞で3度も日本一を受賞した伝説の研究班「気象班」の賞状、
京都で開催された全国高校駅伝の花の1区を1位で駆け抜けた
今も語り継がれる大会の賞状などお宝ばかりです。
しかし賞状は毎年なんらかの大会でいただくため
とうとう掲示する場所がなくなってしまいました。
そこで大臣賞などのビッグタイトルは玄関脇の一等地に掲示しますが
あまり古いものなどは別の場所にお引越しさせることになりました。
ご覧ください。賞状に付箋紙が貼られていますが、
これはビッグタイトル。つまり残すものです。
このようにまるで廊下はスーパーマーケットの棚卸し状態。
なかなかこんな風景、見ることはありません。
また博物館の展示入れ替え風景にも見えます。
おそらく卒業式までにはリニューアルするはずです。
ところでお引越しするものの中にはFLORAのものがたくさんあります。
また残して飾るビッグタイトルにもFLORAがいただいた
水大賞の賞状やトロフィーなどが数多くあります。
活動して16年。おとなしくて自信のない名農生を元気にしようと結成し、
さまざま工夫しながら活動した教育プロジェクトの成果ではありますが
歴代のメンバーの果敢なチャレンジの軌跡でもあります。
4月になると結成17年目。新たなチャレンジャーを待つFLORAです。
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グルメ対決「なんばvs金沢」

2025年02月25日 | 環境システム科
大阪での夕食は名物「粉もの」。
今回もたこ焼きではなくお好み焼きにしました。
ここは「なんば」にある老舗の名店。とてもひなびた感じが素敵です。
FLORAはこの店の常連。大阪で大会や表彰式があると
決まってこの店で大阪風のお好み焼きを食べています。
理由は自分で焼けるから。出来上がったのを食べてもいいのですが
やはり自分で焼くとイベント感が出てきます。
うまくひっくり返せるかどうかも笑いのタネになるからです。
ところで広島風との違いを調べてみると
いくつかポイントがあるようですが、
中でもタレの味が違うとのことでした。
広島風は甘いソース。しかし大阪風、関西風は辛口。
確かにハケで塗る甘いソースの他に
ウスターソースのような辛口ソースもついてきました。
また焼きそばを入れるタイプを頼んだメンバーもいます。
関西ではこれを「モダン焼き」というそうです。
いずれも自分で焼いて熱々を頬張ったからか
本場のお好み焼きは本当に美味しくびっくりのFLORAです。
さて同じ時期に金沢に遠征している2年生に何を食べているか聞いてみると
「金粉ソフト」に「お寿司」。北陸金沢の味を楽しんでいるようです。
大阪と北陸のグルメ対決。なんとなく加賀百万石の金沢チームの方が
ちょっと豪華に感じるのは気のせいでしょうか?
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レジェンドたち

2025年02月24日 | 環境システム科
この植物の名前はセイタカアワダチソウ。
外来種として嫌われている植物です。
繁殖力が高いのか今も地域の方々が駆除するニュースが流れます。
この厄介者を救世主にしようと考えているのがFLORA the Ⅲrd。
3代目FLORA HUNTERSの3人です。農薬の泡散布に取り組んでいる彼らは
泡立つサポニンを持っている植物を探していますが
このセイダカアワダチソウもどうやら含んでいそうなのです。
事実、この植物を煮出して泡風呂を楽しんでいる方々がたくさんいます。
そこで彼らも煮出して原液を作り、泡散布できるかどうか試すところです。
可能性があれば、諦めずになんでも試してみるのがFLORAの流儀。
年度末ですがレジェンドを目指して、チャレンジを続けています。
さて先日、地元のTV局から連絡があり
卒業したレジェンドTreasure Huntersのメンバーに
インタビューしたいので連絡をとってくれと頼まれました。
理由は4月になると彼らの取り組みを紹介する中学校の
「道徳」の教科書が発行されるから。教科書検定を通過したんですね。
2人とも青森県在住。連絡したらもちろん応じるとのことでした。
すると教科書会社のHPにこんな例を見つけました。
1、考えよう、なぜ二人の研究が世界的に高く評価されたのでしょうか。
2、深めよう、さまざまな文化や価値観をもつ世界の人々と共に問題を解決するために、
  大切にしたいことは何ですか。
これって絶対彼らのことです。自分たちの行動について中学生が真面目に考える。
なんだか照れ臭くなります。インタビューではどんなことを話すのでしょう。
口下手な彼らですが、これもチャレンジ。頑張って欲しいものです。
彼らのインタビューは27日夕方のRABニュースで放映されるようです。
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