レビー小体病
レビー小体病による認知症(レビー小体型認知症)は、比較的新しく発見された疾患で、研究は始まったばかりといっても過言ではありませんが3番目に多いと言われている。
レビー小体という特殊な物質が脳の神経細胞の中に出現した結果、認知症になることがわかっていますが、その原因などはまだ解明されていません。
初期のころは記憶障害よりも、実際にはないものが見える幻視や、見間違い(誤認)が目立ちます。幻視では、多くは実際にはいない小動物や人がありありと見えてしまうようです。
パーキンソン症状(動作がゆっくりになる、無表情、筋肉のこわばり、歩幅が小さくな、倒れやすい)が出現するのも特徴の一つです。また、頭がはっきりしているときと、ぼーっとしているときの変動が大きく(認知の変動)、記憶の障害が目立たないために、周囲の人たちがとまどってしまうことがあります。
転倒事故の危機性が高い認知症。
〜介護職員初任者研修課程テキスト2より
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