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脳血管性認知症

2024年12月16日 | 認知症関連

脳血管疾患

脳血管性認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで多く、脳梗塞や脳出血といった脳血管疾患によって起こります。

脳血管性疾患は、脳の一部への血行が途絶えたり、不十分だったりするために、神経細胞が破壊されることが原因で、高血圧、脂質異常症、不整脈や糖尿病といった全身疾患を背景にもつ人に起こりやすい。

主に脳血管疾患の発作によって認知症は急激に発症しますが、ごく小さな脳梗塞がたくさん起こる多発性脳梗塞による認知症は、ゆるやかに発症するといわれています。

からだのまひや嚥下障害、言語障害などの神経症状を伴うことが多いのが特徴です。

障害が起こった脳の部位が担っている働きによって、神経症状も多様な現れ方をします。障害が起こっていない領域の脳は正常に働いていますから、認知障害の現れ方が非常に目立つこともあれば、まったく障害がないかのようにみられることもあります。これは、障害された機能と正常な機能の差がはっきりしているためで、まだら認知症と呼ばれます。

〜介護職員初任者研修課程テキスト2より






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