クライマックスって必要ですか?
確かに一昔前までは、リーグ優勝が決まってからは消化試合として、タイトル保持者だけが注目され、他はまったく意味が無い試合になっていました。
しかし、クライマックス(CS)が出来てから、この消化試合が無くなり、最後までペナントリーグを見れる雰囲気になりました。
しかし、気になるのは今年度もあった いわゆる『下剋上』ですよね。
1位の広島は2位 阪神に10ゲーム差をつけて優勝。
3位のDeNAに至っては14.5ゲーム差もある状況。CS1stステージの阪神 vs DeNA戦へ。
1stステージにアドバンテージはないですが、唯一の強みは本拠地で開催できるという事。
ファンの声援が選手にとって何よりの栄養剤です。でも、一番は本拠地で興行収入がある阪神ではないでしょうか。
このCS1stステージだけでも、CS3試合フルなら総額8億円の売り上げは見込める と言われていますので。
結果、阪神対DeNAはDeNAが勝ち進みCS2ndシリーズへ。
CS2ndは前日の書き込み通り、DeNA勝利で、3位が日本シリーズへ進出してしまうことに。
ネットでの感想
「ルールとはいえ、この1年間の選手やファンの頑張りが短期間で失われる今のCSルールをもっとファンが納得いくシステムに変えてほしい」
「シリーズの存在自体を問われる中で、続けていくとするならば、より良いものとなるように今シーズンが考える機会となってほしい。色々試してもいいんじゃないか」
など。
メジャーリーグ(MLB)にもCS(プレーオフ制度)があります。
地区優勝3球団+2位以下の勝率上位2球団が争います。
MLBは30球団あり、地区優勝チームより「勝率上位の+2球団」の方が勝率が高いケースもあるそうです。
大差がついた球団の「下剋上」はまずない。
これと同様のことを、6球団しかないリーグの上位3チームでやるってのが、そもそもおかしいと思うのは私だけでしょうか。
このCSですが、下降している野球人気を盛り上げる為らしい。
確かに盛り上がるとは思いますよ。賛成派(元ロッテの里崎さん等)もけっこういるみたいです。
今の日本プロ野球のルールである限りしょうがないし、勝ち抜くルールである限り勝つ必要があったと思います。
しかしCSだけ勝ち抜いて「優勝」って言葉を使うのは、なんか違うと思います。
ましてやビールかけも、選手は抵抗はないのでしょうか?(選手同士でビールかけはリーグ優勝してからやろう!と言う人は居なかったのでしょうか?)
3位なのに歓喜で嬉しくビールかけしている所をファンは見て「よかった!」と感動しますか?
自分はDeNAファンではないのでわかりませんが…。因みに広島ファンでもありません。
CSで勝ち上がってきた『下剋上』チームは日本一になってからビールかけして欲しい。
パレードをしてほしい。ファンに報告して欲しい。
だから、広島の選手は恥じる事無く、パレードとファンに報告をして欲しいです。
私の考えが古いのでしょうか?