クライマックスシリーズの是非

2017年10月30日 07時35分00秒 | 少年野球

クライマックスって必要ですか?

確かに一昔前までは、リーグ優勝が決まってからは消化試合として、タイトル保持者だけが注目され、他はまったく意味が無い試合になっていました。

しかし、クライマックス(CS)が出来てから、この消化試合が無くなり、最後までペナントリーグを見れる雰囲気になりました。

しかし、気になるのは今年度もあった いわゆる『下剋上』ですよね。

位の広島は2位 阪神に10ゲーム差をつけて優勝。

位のDeNAに至っては14.5ゲーム差もある状況。CS1stステージの阪神 vs DeNA戦へ。

1stステージにアドバンテージはないですが、唯一の強みは本拠地で開催できるという事。

ファンの声援が選手にとって何よりの栄養剤です。でも、一番は本拠地で興行収入がある阪神ではないでしょうか。

このCS1stステージだけでも、CS3試合フルなら総額8億円の売り上げは見込める と言われていますので。

結果、阪神対DeNAはDeNAが勝ち進みCS2ndシリーズへ。

CS2ndは前日の書き込み通り、DeNA勝利で、3位が日本シリーズへ進出してしまうことに。

 

ネットでの感想

「ルールとはいえ、この1年間の選手やファンの頑張りが短期間で失われる今のCSルールをもっとファンが納得いくシステムに変えてほしい」

「シリーズの存在自体を問われる中で、続けていくとするならば、より良いものとなるように今シーズンが考える機会となってほしい。色々試してもいいんじゃないか」

など。



メジャーリーグ(MLB)にもCS(プレーオフ制度)があります。

地区優勝3球団+2位以下の勝率上位2球団が争います。

MLBは30球団あり、地区優勝チームより「勝率上位の+2球団」の方が勝率が高いケースもあるそうです。

大差がついた球団の「下剋上」はまずない。

これと同様のことを、6球団しかないリーグの上位3チームでやるってのが、そもそもおかしいと思うのは私だけでしょうか。

 

このCSですが、下降している野球人気を盛り上げる為らしい。

確かに盛り上がるとは思いますよ。賛成派(元ロッテの里崎さん等)もけっこういるみたいです。

今の日本プロ野球のルールである限りしょうがないし、勝ち抜くルールである限り勝つ必要があったと思います。

しかしCSだけ勝ち抜いて「優勝」って言葉を使うのは、なんか違うと思います。

ましてやビールかけも、選手は抵抗はないのでしょうか?(選手同士でビールかけはリーグ優勝してからやろう!と言う人は居なかったのでしょうか?)

位なのに歓喜で嬉しくビールかけしている所をファンは見て「よかった!」と感動しますか?

自分はDeNAファンではないのでわかりませんが…。因みに広島ファンでもありません。

 

CSで勝ち上がってきた『下剋上』チームは日本一になってからビールかけして欲しい。

パレードをしてほしい。ファンに報告して欲しい。

だから、広島の選手は恥じる事無く、パレードとファンに報告をして欲しいです。

私の考えが古いのでしょうか?