ハーフウェイ

2022年05月01日 17時58分19秒 | 少年野球

野球を行った事がある方は知って当然の「ハーフィウェイ」について書かせて頂きます。

お母さん方は判らない方もいるので、簡単に説明させて頂きます。

ハーフウェイとは字の如く、半分の距離つまり塁と塁の半分の事を言いますが、

真っ二つでなく、私的には半分から3/4くらいの距離、すなわちすぐに帰塁できる距離だと思います。

では、この状況はどんな時なのかを、解説させて頂きます。

ランナーフライになると、基本は元居た塁に一旦帰塁しなくてはなりません。

捕球したと同時にタッチアップをして、次の塁を狙う事はみな知っているかと思います。

しかし、どう考えてもタッチアップできない状況(ランナー1塁でレフトへの浅い打球など)ではタッチアップよりもこの「ハーフウェイ」を行って欲しいのです。

ですので、上記の状況であれば、私ならば1塁を離れて、「ほぼ捕球する事」を前提(捕球後に1塁へ返球される可能性)で考え、一方落球も想定する考えで指導します。

要は、どちらに転んでも大きく失敗しない作戦を指導します。

ですので、ハーフウェイはタッチアップを狙えない距離のフライが上がった時、若しくは外野手が範囲ギリギリの位置に打球が上がった時に準備します。

ただ、タッチアップの方が確実に狙える状況では、すぐに帰塁してタッチアップに備えます。

ハーフウェイの位置どりの基本的な考え方は、『フライが捕球されても、送球よりも少し早く帰塁できる位置までリードをする』というものです。

なので、例えば外野フライの深い位置であれば多めに距離を取りますし、内野フライであれば短い距離になります。

よって、ハーフウェイなのかタッチアップなのかの判断も瞬時に判断する能力も大切です。

 

如何でしょうか?このハーフウェイ結構試合では使われます。

上記に述べたように、この判断は結構難しく、中々練習に取り入れているチームも多くはないかと思います。

このハーフウェイを上手く活用して、指導者の方は勝利に導いてください。



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