教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

声優志望とは例えるなら何か

2013-07-26 22:58:01 | オタネタ全般
研究家「食える声優は300人。ANAのCAは6000人。声優になりたい高校生が多いけどなれると思うの??」
http://jin115.com/archives/51963892.html

> 声優になりたい高校生が多いので、よくこういう話をします。
> 「食える声優は300人と言われています。
> ANAのCAは6000人です。
> 声優はCAの20倍なるのが難しいのです。
> 看護師は150万人います。
> でも、『看護師は難しい』と多くが諦めますね。
> ではなぜ声優にはなれると思うでしょうのか」



> <このツイートへの反応>
>
> 職種としての声優が非日常で実態不明

(中略)

> 希望者が多いと言ってもCAや看護士より少ないでしょ。分母が違う。確率が知りたいです。

(中略)

> 「声優をめざす」ってのは、職業選択というより、アニメ愛好のひとつの形だから。






いろいろツッコミどころはあるが・・・

まず声優という職業はCAや看護士に例えるのが妥当なのか?

声優とは、芸人でなおかつ身体的な特殊技能を要求される職業である。
したがって被雇用者的側面が強いCAや看護士に例えるのはふさわしくない。

では何に例えるべきか?

CAや看護士に例えるよりはプロスポーツ選手に例えたほうが妥当ではなかろうか。

では。
プロスポーツ選手は声優と同じくらい難易度が高いのか?

例えば野球。

野球にはプロとして活躍する場がある。
これは声優と同じである。

では、野球には声優と同じ養成学校があるかというと・・・

PL学園や仙台育英はまさにプロ野球選手養成学校としての側面は確実にある。

では、プロ野球選手になりたいヤツはどれくらいいるかというと・・・

甲子園常連校の野球部で青春を賭けている球児たちは、わざわざ声優養成学校に入学する人たちと同程度には該当すると言ってもよかろう。

では、プロとしてやっていける確率はというと・・・

とりあえず事務所に入れる声優志望者が年15人というが、ドラフト指名される人数を甲子園常連校の球児の数で割るのと等しい感覚だろう。
声優だけで食べていけるのが1人か2人というが、1軍で活躍できる人数というのも同じ感覚だろう。

ということで。
声優をめざすということは、プロ野球選手をめざすというくらい目標が高くハイリスクだということでもある・・・ような気がする。
だからこそCAや看護士に例えるべきではない。

しかし!

声優をめざすのとプロ野球選手をめざすのとでは決定的に違うところがある。

プロ野球選手をめざすくらいの人であれば、中学校で既に校内で無双を誇るくらいのスキルはあるはずだ。
だが声優をめざす人の多くは、声優養成学校に入学するまではほとんど何の訓練もしていなかったような人もかなりの割合でいるんじゃないかという気がする。
つまり、志望者に雲泥の差があるということだ。

だからといって声優養成学校に安易に行くなとは言わない。
べつに安易に行ってもかまわんとすら思っている。

なぜなら・・・
高校を卒業してすぐ働きたくないという動機でいったん声優養成学校に行くのも可だと思っているからだ。

それでいいじゃないか。
人生というものは、将来なりたい職業を今すぐ思いつかなければ、ちょっとくらいプラプラする時間が与えられたっていいんだよ。
きっと、みんながみんなガチで自分は声優になれると思って入学してなんていないでしょ?






追伸:

我々は高校の時分で将来なりたい職業を見据えて進路を決めなければならないが、そういう意味では我輩は大変幸運ではあった。

高校生のとき、コンピューターのハードのエンジニアになりたかったので、電気電子工学科に行った。
途中でアナログ電子回路のエンジニアに希望を変えたが、これははたから見ればピッチャーからキャッチャーに変えたくらいしか違いはない。
これらの職業は大学に入ってしまえばあとはカンタンで、電気電子系の院生からプロになる道が整備されているわけでだな。
中堅以上の声優養成学校を卒業すれば半分以上が声優として就職できるというのは異常だが、その異常がまかりとおるのがエンジニアの就活だ。

今にして思えば、個人的感覚でいうとコンビニの店員になりたいと思うのと同じくらい気軽につける職業を自ら望んで選択したのはラッキーだったのだ。