先日、韓国のパク大統領が訪米を中止した。
中止理由は
「国民の安全の最優先」
という公式見解であり、ひらたくいえば
「国内のMERS問題を最優先しますよ」
というパフォーマンスである。
これは本当なのか?
韓国の世論はその判断に肯定的なようで、内政として見るならパフォーマンスは成功である。
パクは先のセオウル号1周年行事は欠席し、南米に外遊してきた。
韓国世論はこの行動を格好の攻撃材料にした。
今回はそれをふまえた判断と思われる。
学習したとはいえ1bit分しか学習していない短絡的な判断だが、まあそれはおいといてだな。
では正解は?
韓国はアメリカから
「THAAD配備はYESなのかNOなのか!?」
を問われている。
韓国は中国にもアメリカにもいい顔したいため、米中で対立しているこの問題には可能なかぎりのらりくらりした態度を取り続けてほとぼりが冷めるまで待ちたい。
いまパクがオバマに会ったらその問題に追加して
「中国の南シナ海埋め立ては非難するのかしないのか!?」
も必ず問い詰められる。
そこでパクは
「行きたくないニダ! そうだMERSのせいにして行かなければいいニダ!」
となったのではないかとわたしは勘繰っている。
ではなぜパクは訪米の日程をねじこんだのか?
訪米の約束を取り付けたあとそうなるとわかるほど知恵が回らないのだ、あれは。
安倍の訪米が大成功だった(韓国から見れば日本から見た以上に大成功に見えたらしい)ことをふまえて嫉妬とあせりの感情論で動いた結果がこれである。
実はこれら推測を裏付ける行動がある。
さいきん韓国が若干軟化してきたと思わないか?
たとえば韓国の外相が日本に来た件などがそれである。
これをして2chでは
「韓国が崩壊しそうだから手のひら返しで日本に銭をたかりにきたwww サイフを取られないように気をつけろwww」
と言っている。
パクは
「これまでにかなりの進展があり、交渉は最終段階にある」
と言いだした。
韓国ウォッチャーなら
「そんなわけあるかwww」
と思い、誰一人としてホンキにしなかった。
(っていうか、これで「へー、そうなんだ」と思う程度では韓国ウォッチャーとしてはアマチャンである)
そのあとやはり日本国政府が全否定。
2chではそれを受けて
「願望を事実のように口にするいつものクセが出たwww」
「やっぱり韓国人は息をするようにウソをつくwww」
と解釈した模様。
しかし!
そうではない、鋭い解釈を発見した。
シンシアリー氏のblogによれば、韓国人がわざわざ日本へ出向いてやって日本人が頭をさげる機会を与えてやったのだからこれで日本人は謝るのが当然だ、というものらしい。
だから交渉は最終段階にあると韓国政府は発表したというツジツマになるし、だから日本人が交渉は最終段階にあると言われても理解しがたいウソつきどもめと感じるのも当然である。
これはうかつだったwww
韓国ウォッチャーの我々でさえ見落としていたわwww
ようするに、韓国が若干軟化したとはいえ、ジンバブエのインフレ率が2億%から1億%に大幅改善したと言うくらい軟化したわけであり、2chのいうように日本にすり寄って来たという状況にはなく、安全保障上の敵国である状況の変化は全く見られない。
ようやくここで元の話にもどる。
パクは
「慰安婦問題が片付かないかぎり安倍と会わないニダ!」
と言い続けてきたが、安倍が
「じゃあええわ、ほっとくか… 俺は『条件なしにいつでも会う』と言っとくぜ」
とかえし、パクは自分で自分の行動に制約をつけてしまった。
パクは身動きをとるためには日本に頭を下げさせなければならない。
しかし日本は韓国放置。
日本は内心
「賠償金おかわりなんて言うヤツとマトモに交渉できるかボケwww」
としか思っていないが、パクはそのように信用が地の底まで落ちていることにまだ気がついていない。
だから
「日本が頭を下げられる機会をわざわざ作ってやってこれで解決させるニダ!」
となったのだ。
そうすればパクは
チョッパリに譲歩した親日派だと国内世論から突き上げられもせず、いやむしろ日本に謝らせたヒーローと国内では称賛されるはずだし、
オバマと会っても(THAADや南シナ海埋め立て問題には無回答でも)手土産もできる(からオバマに日本よりも気に入ってもらえると韓国は考える)、
というものである。
で、パクが訪米を中止した結果どうなったのか?
それは鈴置氏のコラムをお読みいただきたい。
MERSに立ち尽くす韓国
「韓国外交はなぜ異様か」を木村幹教授に聞く(1)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200001/?P=1
要約すると、アメリカからどーでもええわ的なあつかいを受けてヘコんだ、ということらしい。
これはよくよく考えてみれば日本から見ても同様のことになるはずで、
もし仮にさきの韓国の外相が日本に来るというアポイントを韓国側が一方的にキャンセル通告してきたとしても
「あっそう、まあええわこいつほっとくか… そこで合意できる議題が何かあるとも思えんし、そもそも来ても無駄だったのでは…?」
くらいにしか思わんのと同じなのだろう。
我々にとって韓国が明確に敵国になったことで、逆説的だが韓国のあしらいかたがかなり上達した。
かつて鳩山/アキヒロ時代。
わたしは政治は日本のほうがダメだと感じていた。
だが、いまの安倍/パク時代は確実にその逆である。
両者ともこのまま突っ走ってほしいと願うしだいである。
中止理由は
「国民の安全の最優先」
という公式見解であり、ひらたくいえば
「国内のMERS問題を最優先しますよ」
というパフォーマンスである。
これは本当なのか?
韓国の世論はその判断に肯定的なようで、内政として見るならパフォーマンスは成功である。
パクは先のセオウル号1周年行事は欠席し、南米に外遊してきた。
韓国世論はこの行動を格好の攻撃材料にした。
今回はそれをふまえた判断と思われる。
学習したとはいえ1bit分しか学習していない短絡的な判断だが、まあそれはおいといてだな。
では正解は?
韓国はアメリカから
「THAAD配備はYESなのかNOなのか!?」
を問われている。
韓国は中国にもアメリカにもいい顔したいため、米中で対立しているこの問題には可能なかぎりのらりくらりした態度を取り続けてほとぼりが冷めるまで待ちたい。
いまパクがオバマに会ったらその問題に追加して
「中国の南シナ海埋め立ては非難するのかしないのか!?」
も必ず問い詰められる。
そこでパクは
「行きたくないニダ! そうだMERSのせいにして行かなければいいニダ!」
となったのではないかとわたしは勘繰っている。
ではなぜパクは訪米の日程をねじこんだのか?
訪米の約束を取り付けたあとそうなるとわかるほど知恵が回らないのだ、あれは。
安倍の訪米が大成功だった(韓国から見れば日本から見た以上に大成功に見えたらしい)ことをふまえて嫉妬とあせりの感情論で動いた結果がこれである。
実はこれら推測を裏付ける行動がある。
さいきん韓国が若干軟化してきたと思わないか?
たとえば韓国の外相が日本に来た件などがそれである。
これをして2chでは
「韓国が崩壊しそうだから手のひら返しで日本に銭をたかりにきたwww サイフを取られないように気をつけろwww」
と言っている。
パクは
「これまでにかなりの進展があり、交渉は最終段階にある」
と言いだした。
韓国ウォッチャーなら
「そんなわけあるかwww」
と思い、誰一人としてホンキにしなかった。
(っていうか、これで「へー、そうなんだ」と思う程度では韓国ウォッチャーとしてはアマチャンである)
そのあとやはり日本国政府が全否定。
2chではそれを受けて
「願望を事実のように口にするいつものクセが出たwww」
「やっぱり韓国人は息をするようにウソをつくwww」
と解釈した模様。
しかし!
そうではない、鋭い解釈を発見した。
シンシアリー氏のblogによれば、韓国人がわざわざ日本へ出向いてやって日本人が頭をさげる機会を与えてやったのだからこれで日本人は謝るのが当然だ、というものらしい。
だから交渉は最終段階にあると韓国政府は発表したというツジツマになるし、だから日本人が交渉は最終段階にあると言われても理解しがたいウソつきどもめと感じるのも当然である。
これはうかつだったwww
韓国ウォッチャーの我々でさえ見落としていたわwww
ようするに、韓国が若干軟化したとはいえ、ジンバブエのインフレ率が2億%から1億%に大幅改善したと言うくらい軟化したわけであり、2chのいうように日本にすり寄って来たという状況にはなく、安全保障上の敵国である状況の変化は全く見られない。
ようやくここで元の話にもどる。
パクは
「慰安婦問題が片付かないかぎり安倍と会わないニダ!」
と言い続けてきたが、安倍が
「じゃあええわ、ほっとくか… 俺は『条件なしにいつでも会う』と言っとくぜ」
とかえし、パクは自分で自分の行動に制約をつけてしまった。
パクは身動きをとるためには日本に頭を下げさせなければならない。
しかし日本は韓国放置。
日本は内心
「賠償金おかわりなんて言うヤツとマトモに交渉できるかボケwww」
としか思っていないが、パクはそのように信用が地の底まで落ちていることにまだ気がついていない。
だから
「日本が頭を下げられる機会をわざわざ作ってやってこれで解決させるニダ!」
となったのだ。
そうすればパクは
チョッパリに譲歩した親日派だと国内世論から突き上げられもせず、いやむしろ日本に謝らせたヒーローと国内では称賛されるはずだし、
オバマと会っても(THAADや南シナ海埋め立て問題には無回答でも)手土産もできる(からオバマに日本よりも気に入ってもらえると韓国は考える)、
というものである。
で、パクが訪米を中止した結果どうなったのか?
それは鈴置氏のコラムをお読みいただきたい。
MERSに立ち尽くす韓国
「韓国外交はなぜ異様か」を木村幹教授に聞く(1)
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200001/?P=1
要約すると、アメリカからどーでもええわ的なあつかいを受けてヘコんだ、ということらしい。
これはよくよく考えてみれば日本から見ても同様のことになるはずで、
もし仮にさきの韓国の外相が日本に来るというアポイントを韓国側が一方的にキャンセル通告してきたとしても
「あっそう、まあええわこいつほっとくか… そこで合意できる議題が何かあるとも思えんし、そもそも来ても無駄だったのでは…?」
くらいにしか思わんのと同じなのだろう。
我々にとって韓国が明確に敵国になったことで、逆説的だが韓国のあしらいかたがかなり上達した。
かつて鳩山/アキヒロ時代。
わたしは政治は日本のほうがダメだと感じていた。
だが、いまの安倍/パク時代は確実にその逆である。
両者ともこのまま突っ走ってほしいと願うしだいである。