ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

近江散歩1 近江八幡で商人の町をぶらぶら巡り

2018年01月14日 | 旅に出るにゃん(国内編)

さて、今回やってきたのは滋賀県・近江八幡

所用で近くに来たため、お散歩がてらブラブラすることにしました。

思いのほか好天の1日、どんなお散歩になるでしょうか?

    

まずは近江商人の町を巡りましょう。

近江商人といえば、「買い手よし、売り手よし、世間よし」という三方よしの商売で有名です。

そんな近江商人の息吹を感じられるといいですね。

お、さっそく歴史の感じられる町並みです。

同じ形の建物が並んでます。

立派な松です!

ここは歴史的な建物が残る新町通り

「伝統的建築物群保存地区」に指定されています。

往時の面影が偲ばれますね。

古いお店も営業中。

格子戸が印象的です。

こちらも格子戸。

この保存地区では、古い建物の中を見学することもできるそうです。

ちょっと見学してみましょうか。

まずは旧伴家住居

豪商として栄えた伴庄右衛門という人の住居です。

入口には巨大な山車が飾られていました。 

「左義長まつり」という伝統あるお祭りで使われる山車なのだとか。

建物の2階に上がると、思いのほか大きな広間がありました。

一方、隣の広間では天井の巨大な梁が有名なのだそうです。

さすが、豪商の邸宅ですね。

一方、展示品のある小部屋もあります。

これは朝鮮通信使を迎えた時のご馳走を再現したもの。

山海の幸がたっぷりですね!

旧伴家住居の次に訪れたのは、歴史民俗資料館

もともと森五郎兵衛という商人の住宅で、当時の商人文化や生活を再現しています。

炊事場には井戸もあるようです。

お座敷は意外と大胆な内装。

鮮やかな赤い壁です。

お庭を眺めながら、商売の構想を考えたのかもしれません。

そして最後に訪れたのは旧西川家住宅

西川利右衛門という商人の住宅で、重要文化財にも指定されているとのこと。

入口をくぐると、のっけから高い天井にびっくり。

天井が斜めです。

建物の中は資料展示室になっていました。

帳場もしっかり再現されてます。

ほーっ、お庭も立派ですね!

実はこの庭の壁の向こうには、さらに立派な非公開の庭園があるのだとか。

ぜひ見てみたいところですが、ちょっと残念。

とはいえ、しっかり近江商人の様子を感じることができました。

それでは、近江八幡の町をさらに進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

近江八幡・新町通り

JR近江八幡駅からバスで約10分。有名な近江商人の町並みが残るのが新町通り。ここは歴史的建築物群保存地区に指定されており、当時の雰囲気を味わうことができます。

町並みだけでなく、古い商家も公開されており、商売や生活の様子を垣間見ることができて興味深く感じます。

とはいえ、通りの端から端まで歩いても10分かかるかどうかという距離。もう少し大きな町を想像していたのですが、意外にこじんまりしていたのには驚きでした。

ちなみに、近江八幡の観光には「おもてなしパスポート」の利用が便利。商家、ロープウェイ、ミュージアムなどの入場料の割引があり、トータルで1000円近くお得になります。駅前の観光案内所などで入手できるのでお忘れなく。



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