ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

熊本紀行9 烏帽子岳は苦難の急登だべこ!

2021年10月10日 | ベコの熊本・大分紀行2020

熊本紀行阿蘇を訪問中のベコ。

草千里ヶ浜を歩いて、やってきたのは烏帽子岳

ベコ 「烏帽子岳に挑戦だべこ!」

いよいよ、これから烏帽子岳に登ります!

これが烏帽子岳への登山口。

出だしはなだらなか坂道のようです。

しかし!

ベコ 「ひゃー、草ボーボーだべこ〜」

そう、烏帽子岳の登山道は両側が鬱蒼とした草だらけ。

背丈ほどもある草むらで、かなり歩きにくい道でした。

しかし、草木が切れて視界が広がる場所は、なかなかの絶景。

草千里ヶ浜と杵島岳が望めます。

駒立山のてっぺんも見えてきました。

皆さん、周囲の風景を楽しんでいるようです。

視線を変えると周囲の山々の姿。

お、あの山の稜線には風車がぐるぐるです。

一方、こちら側を見ると…

おーっ!

噴煙をあげる中岳です。

噴火口が少し見える高さに来たようです。

恐ろしいですね〜。

ところで、本日登り始めたこの烏帽子岳。

簡単に登れると思っていたら、意外と大変。

ひとつは、あちこち土砂崩れが起きていること。

近づくと分かるのですが、山肌がざっくり崩落しているのです。

写真右下から登山用の階段が続いているのが分かるでしょうか?

いやー、これは危険!

足元注意の看板もありました。

ベコ 「これは危険だべこ!」

そしてもうひとつは、登山道がかなりの急登。

ここから先はこんな感じ。

えーっ!

これは聞いてないよ〜、と言いたくなる急な坂道でした。

けど、ここは前進あるのみ。

ベコ 「ハアハア、ゼエゼエだべこ〜」

一歩一歩が重くのしかかります。

振り返ってみると、奈落の底へ落ちるような急な坂道。

そして…

ここが崩落現場です!

いやー、これは恐ろしい。

登山道のすぐ脇が崩れ落ちているではありませんか。

クワバラ、クワバラ。

けど、ここまで登ってくると周囲の景色もさらに感動的。

千里ヶ浜の建物もずいぶん小さくなってきました。

最大ズームでも、人は米粒のようです。

道端には、白い小さな花が咲いていました。

いったい何という花なのでしょうか。

さあ、そうこうしているうちに、ようやく山頂が近づいてきたようです。

地獄の急登もあと少し。

最後のひと踏ん張りで頑張りましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

烏帽子岳①

草千里ヶ浜の奥にそびえるのが阿蘇五岳のひとつ烏帽子岳。標高1,337mで登りやすいとの話を聞き、今回登頂を試みました。

まずは草千里をてくてく歩き、気持ちのいい大草原を横断。青空と雄大な阿蘇の山々に言葉もありません。ほとんどの観光客は草原の真ん中にある「駒立山」に登る程度で烏帽子岳まで登る人はあまりいませんでした。

草千里の端に着くと烏帽子岳への登山道があります。そこから先は山頂までてくてく歩いて登ることに。で、その登山道ですが、ブログでご紹介した通り草ボーボーの細い山道。もう少し開けており、歩きやすい山道かと思っていただけに予想外。

場所によっては自分の背丈ほどもある草むらを抜けなければならず、また足元も意外ともろく、崩れている部分もあって危険な印象でした。

崩落した斜面に出たとき、これはマズい所に来てしまったと正直後悔しましたが、山頂から降りてくる家族連れやハイカーがひょいひょい歩いていたので、気をつけながら慎重に登山継続。

そのため、青空を仰ぎながらの爽やかなトレッキングはまったく不可能。足元に最大限の注意を払い、うっとうしい草むらをよけながら、粘り強く歩く苦難のトレッキングになりました。

ただ、途中で草むらが開けた場所からは、草千里をはじめ、噴煙を上げる中岳やお隣の杵島岳などを一望できるためいい小休止に。水分補給をしてひと休みしながら山頂を目指すことになりました。


 


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