今年の春のお花見散歩もいよいよ最終回。
里見公園のお隣にある總寧寺(そうねいじ)にやってきました。
難しい漢字のお寺ですが、境内は見頃の桜でいっぱい。
ほー
はー
ふー
人出がいっぱいの里見公園とは打って変わってこちらは閑散。
静かに桜を味わえる穴場スポットですね。
少し日が傾いてきましたが、まだまだ青空。
ほっこりですな〜。
そんな總寧寺ですが、境内を進むと小さなお堂がありました。
ひっそりとたたずむ小さなお堂。
なるほど、これは絵になる風景です。
なんとも日本的な味わい深い光景にしばし感動。
風が吹くと、ひらひらと桜の花びらが揺れてます。
いやー、静かなる感動ですね。
お花見の最後に素敵な風景に出会えました。
さあ、ということで、
今年のお花見散歩はこれでおしまい!
あちこち訪れましたが、いずれもきれいな花々に感動でした。
皆さんも素敵な春を過ごされたでしょうか?
来年も桜の季節を楽しみに、今年のお花見散歩を終えることにいたしましょう!
おわり
<ベコたびinformation>
安国山總寧寺
里見公園に隣接するのが總寧寺。難しい漢字ですが、曹洞宗のお寺だそうです。里見公園の敷地から見下ろす形で總寧寺の境内が見えるのですが、これがなかなかの桜。
ぜひ近くで見てみたいと、里見公園を出た後に立ち寄ってみました。ご紹介した通り、里見公園とは打って変わって参拝客も少なく、静かに桜が咲き誇っていました。
そんな總寧寺ですが、もともとは滋賀県の近江地方にあったお寺だとか。それが北条氏によって千葉県関宿町に移され、その後江戸時代の水害がきっかけで現在の場所に移転した模様です。
その際、江戸幕府より広大な寺領を与えられるとともに、全国の曹洞宗の筆頭に位置付けられるお寺となり、代々の住職は10万石大名と同等の扱いを受けたのだとか。
そんな格式のあるお寺とは感じないひっそりとしたお寺ですが、桜の木は立派。里見公園を訪れた際はぜひお立ち寄りください。