7月に入り、梅雨もまっただ中。
うっとうしい日が続きますが、今回からは昨年訪れた日光・霧降高原をご紹介します。
7月の霧降高原といえば有名なニッコウキスゲの大群落がある「キスゲ平園地」。
お天気が心配ですが、いざ出発です!
ということで、日光駅前からバスに乗って約30分。
日光・霧降高原に到着です。
ベコ 「ひゃー、痛恨のドン曇りだべこ~」
日光市内では薄日が差していたのですが、ここまで来るとすっかり霧の中。
まさに霧降高原です。
しかも、バスを降りると妙にヒンヤリ。
標高1300mだけありますね。
しかし、ハイカーの皆さんはニッコウキスゲを目指してドンドン登っていきます。
ベコも負けずに登っていきましょう!
ベコ 「キスゲ平に挑戦だべこ!」
まずは入口のゲートを抜けて、散策路を歩きます。
新緑の木々の中をのんびり歩いて行くのです。
梅雨時とはいえ、清々しい林です。
さすが緑が豊か。
足元を見ると散策路脇にはこんな葉っぱが。
妙に形がきれいにそろった葉っぱです。
ふと、しゃがみこんで見てみると、なんと!
葉っぱの下には、小さなラッパのようなものがぶら下がっていました。
いったい何という植物なのでしょうか??
そして林を抜けました。
すると、そこにはニッコウキスゲの大群落が!
ん?
んんん?
ニッコウキスゲの大群落は…
ベコ 「見ごろはまだ先だべこ~」
うーん、例年だとちょうど満開の時期なのですが、ちょっと早かった模様。
ニッコウキスゲはまだ咲き始めといった感じ。
これは残念でしたね~。
ま、こればかりは仕方ありません。
とはいえ、散策路を進むと、場所によってはそこそこ咲いているところも。
うん、ここらへんは意外とまとまっています。
ほー、けっこう咲いてますね。
よく見ると、これは花がしおれているのでは?
もしや、ここらへんは見ごろ過ぎだったりして。
こうして見ると、数は少ないもののしっかり咲いてます。
しおれている花もチラホラ…。
とはいえ、なかなかいい感じに咲いているではありませんか。
実はベコもニッコウキスゲを直接見るのは初めて。
鮮やかな山吹色に感動です!
ベコ 「ニッコウキスゲ、かく咲きにけりだべこ!」
ちなみに、キスゲ平にはこのような階段「天空回廊」が設けられています。
天空回廊を使うと、キスゲ平の頂上まで一直線で登れるのです。
けど、ベコはもうしばらくなだらかな散策路を進みます。
五里霧中の霧降高原ですが、のんびり歩いて行きましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
霧降高原とキスゲ平園地(1)
霧降高原は標高約1300~1600mに広がる高原地帯。6月下旬~7月中旬には約26万株のニッコウキスゲが見ごろを迎えるそうです。
今回訪れたのは群生地として有名な「キスゲ平園地」。ドン曇りのお天気に加えて、見ごろ前のタイミングで残念。訪問日は昨年の7月6日ですが、例年より少し開花が遅れたようでした。
見頃の時期には一面にニッコウキスゲが咲きほこり、その光景は圧巻なのだとか。園内には散策路や天空回廊などハイキングコースが整備されているので、気軽に散策も楽しめます。
ところで、日光といえば東照宮などの歴史遺産エリアをはじめ、中禅寺湖や戦場ヶ原エリアに観光客が集中しがち。そのため、霧降高原の観光客はやや少なめで、日光観光の混雑に疲れたらオススメです。
アクセスは、日光駅から東武バスで山の中をくねくね走ること約30分。日光駅が標高543mなのに対して、霧降高原バス停は1345mと一気に高度が上がります。そのため、バスを降りるとヒンヤリして肌寒いほど。羽織るものを忘れずに。
なお、霧降高原方面へのバスは1日5便程度と本数がかなり少ないのでご注意下さい。キスゲ平を見学するには2時間ほど。日光駅まで戻るバスに乗り遅れないよう要注意です。
また、日光駅から霧降高原までの運賃は片道730円ですが、フリー切符だと1200円で2日間有効。東照宮エリアもカバーしているのでかなり便利です。