こんにちは。
ご無沙汰いたしました。
そして「ただいま」です〜
9月12日にオットのRさんと車でパースを出発し
パース↔︎キャンベラ間片道3720kmを往復する
超長距離ロード・トリップに出ておりましたが
すべての日程を予定通りにこなし
月が変わって10月6日
無事にパースに戻って参りました
全走行距離は7953km
「あともう少し走り回って8000にしようよ」と言ったのですが
家に着いたからもういい、ここまでって却下されました
私は車の免許を持っていないので
全部の運転はRさんお一人でやってくれましたが
旅慣れたオージーでも、運転手は最低二人で
交代しながら行くのが普通らしく
行く先々で会った人と話をすると
驚かれたり励まされたりしました(笑)
でも車での横断は全然、ふつうなんですよね
オートバイや自転車で挑戦している人はけっこういましたし
はたまた歩いている人もいます。
そういう方たちを追い越す時は、車の中で
『がんばって〜♪』と(向こうには聞こえてないけど)
声をかけていました。
あの方たちは今頃どうしてるだろ…
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆
2017年9月15日
(あらもう一ヶ月前ですね)
朝早く、セドゥナを出発し
エア・ハイウェイ(Eyre Highway:国道一号線)を
更に更に東へ進んで行きました。
緩やかな丘陵地が続く道、黄色のワトルと思われるお花が
両側にずらっと咲き誇りとてもきれいでした
時にはこんな大きなトラックを積んだトレーラーの後ろを
ノロノロ走ったりもします。
やがてキンバ(Kimba)という小さな町にさしかかりました。
ここはオーストラリアの中間地点("Half Way Across Australia")ということです
大きなモモイロインコ(Pink and Grey Galah:ピンク・アンド・グレー・ガラー)さんがお出迎え。
旅の途中、本物のガラーちゃんたちがずらっと並んで
道路際の草の種を食べている場面に遭遇し
テンションが上がりました
ちなみに『ガラー』の発音は
"ラー”の方にアクセントがあります。
余談ですが、Kimbaには帰り(10月)にも寄って
上の写真の休憩所でランチを食べました。
この町で素敵なサイロ・アートが見れるのですキレー
メルボルンのアーティスト:Cam Scaleさんが
高さ25m総幅60mのサイロをキャンバスに描いた風景です
九月の終わりに仕上がったばかりだったようですよ、帰りに見れて良かった
更にハイウェイを進むと右手に平べったい茶色の丘が見えて来ました。
これは鉄鉱石の山:アイアン・ノブ(Iron Knob)という鉱山です。
1900年頃、ここで鉱山業が始まりました。
ここから採掘される鉄は純度が高く
多くはイングランドに輸出されたり
あのシドニー・ハーバー・ブリッジを建設するための鉄も提供したようです。
1998年に一度、閉鎖。
2013年に再開したそうです。
もしかしたら途中で見たあの大きなトラックは
ここまで来たのかもしれません。
鉄を取り出した後の残りの土(?手前の部分)は
Tailingsと呼ぶのだそうです。
Rさんは子供の頃、南オーストラリアのいろいろな場所に住んでいて
この鉱山のことも覚えていました。
昔のこのお山の写真がどこからか出てくれば良いのですが。
アイアン・ノブを過ぎると次はポート・オーガスタ(Port Augusta)。
雄大なフリンダース山脈が見えて来るとRさんは懐かしそう。
やはり、昔々、この山脈の北100km程のどっかに
住んでいたことがあるそうです。
助手席から撮影していたので
ちょっとぼやんとしていますが、雰囲気だけでも。
貨物列車が通って行きました。
長い長〜〜い貨物列車でした。
東側の州からいろんな物を運んでいるのでしょう。
時々羊さんを見ながら
次なる目的地、Port Pirie(ポート・ピリー)に向かいました。
ちょっと土地が乾燥気味なことに気がつき
後ほどRさんのおばちゃんに聞いたところ、その頃
雨が極端に少ないとのことでした。
こうしてポート・ピリーに住む
マーグ&メイおばちゃん姉妹のお家で3泊お世話になりました。
半分以上来たところで少し一休みをさせてもらいました。
その時の様子は次にアップしたいと思います。
↓ご参考までに、地図のスクショを。
赤い◯印、左から
セドゥナ
キンバ(いちいち"金歯”って変換が出るのでセルフ笑い)
アイアン・ノブ
ポート・オーガスタ
そしてポート・ピリーです。
9月15日はセデゥナからポート・ピリーまで
約560km走りました
(行きはアデレード市内には寄りませんでしたが
帰りに寄って来ました。)
大陸を横断する基本の道路は
舗装状態が思っていたよりも良かったので助かりました
ただ、運転手一人だとやはり不安はありますね〜。
どこまでも続く地平線、人家が延々と無い場所、スマホの電波がずーっと圏外を走る時は
こんなとこでRさんに何かあったらどうしようと
そういう時だけ思ったりしました。
Rさん、ご苦労様でした〜
オーストラリアの旅話、続きます
それではまた。
ご訪問ありがとうございました。
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※8月は日本、9月はこの長旅と落ち着かなくて
まだしばらく皆様の元へのご訪問が遅れます。
本日コメント欄お休みいたしますm(_ _)m
☆17日午後9時15分 訂正☆
『この山脈の北100m程のどっかに』は
『100km』の間違いでした(汗)
S子さん、ご指摘ありがとね〜♪