(大嵐とは関係ないの10日ほど前の空だったかな…)
月曜日のパースの大嵐から数日が経ちました。
いまだに嵐の名残があちこちにあって、道路際に木の枝が横たわっていたり
昨日行ったショッピングセンター内の地下駐車場ではまだ水浸しだったみたいで、立ち入り禁止になっていたし
センター内の店舗も営業再開ができていない所も。
Perth Zooでは、あの大きな雹にうたれて怪我をした鳥たちの治療が懸命に施されているそうですガンバレ・・・
この大嵐で一番ほくほくしているのは車の修理屋さんで、涙がちょちょ切れているのは保険屋さんでしょうか。
(上の写真と同じ日に撮りました)
ところで。
パースのとある地区の公道に生えている背高のっぽのGum Tree(ガムツリー;ユーカリ類の木)が
ちょっとした騒ぎを引き起こしておりました。
地方自治体が、木が倒れたり枝を落とすと危ないからという理由で切り倒す作業を始めた直後
木のすぐ側の家に住むRichard Pennicuik(リチャード・ぺニキュー)氏は―その木が大好き―
その立派な大木を人間の手から守ろうと強行手段に出て、木に登り
「切り倒しを諦めてくれるまで、動きませんっ」と、そこに“住んで”抗議をし続けたのですが
先日の嵐で、現実はさすがに厳しいと思われたのか、とうとう孤独な戦いを諦めて
通称“Treeman” は木から下りられたのでした。
木に居座り続けた日数、実に108日間
ギネスBookに載っちゃったんじゃなかったかな、確か
ユーカリ類の木は、重くなった枝を自ら「いらねぇー」とポイッ(-_- )ノ⌒したり
強風で倒れたりするので、人家の近くにあると確かに危ないのです
この問題は、環境を愛する人間人命を守ろうとする自治体との意見が分かれて市民の注目を浴びました。
Treemanの環境問題に対する行動力と強靭な意志を応援した人も多かったけれど
やはり、危険な木を放置しておいて何か起きては大変…
この場合は仕方ないのでは、と思った人も多かったようで。
パースで最も有名になった木は、やはり切り倒される運命にあるようですが
これだけ守ろうとしてくれた人がいただけでも、木にとっては幸せだったかな
大嵐の翌日に見た空には三角定規がっ↓
やや、ひょっとしてこれは魔の三角地帯とかっヒィー ヨンダ?
図形とか超苦手だから、雲にまで出てこないでっ
明日はRさんと野外コンサート祭りに行って来ます
いろいろなミュージシャンが来るので、楽しみです
あの…いつもコメントのお返事が遅くてすみませっ