Always Autumn

Letter from Perth

夏時間

2007-10-30 17:12:30 | この国とかパースのお話
一昨日から、夏時間に入りました

時計の針を一時間わざと進めたので、一日のうち、一時間損することになりました。

例えば時計では7時でも、実際の時間は6時。
朝も今まで7時に起きていたのが、6時に起きることになる。

なので昼頃になると、やたら眠いです

旦那さんは、早朝4時45分からのシフトが入っていたので、ちょっと大変でした。
いつも4時に起きていましたが、今度の4時は、実際の時間では3時です。
一種のプチ時差ぼけなようなものですかね。
それに挑むために、前の晩はいつもより早く寝ていました

私は、夏時間に慣れるまで、調子が狂うのが夕食の支度

我が家では、大体7時頃には夕食を食べるようにしているので
実際の時間の6時に食べることになるわけで。

つまり、まだがサンサンの時に夕食の準備を始めなくてはならず・・・
なんかね~
やる気が出ないっていうか

夏時間の利点と言うのは、今いち分かりません

例えば、常に夏時間を取り入れている他州と、時差が離れないように歩調を合わせようとか?
夕方の行動がしやすくなるとか、ですかね。

お仕事が終わっても、まだ日没には間に合うから、浜辺のパブとかで
インド洋の向こうに沈む夕日を見ながらでカンパ~イ・・・って言うのは良いよねぇ。

を飼っている人なら、夕食の後でも犬を連れて、外へ散歩に出られるし。

これが夏至(日本の冬至)の頃だと普通にしていても、8時近くまで明るいので
夏時間になると、9時まで明るかったりします
つまりは、若くて元気な人には、夏時間と言うのは大歓迎らしい

一方で、農家や牧場など、自然の物を相手にお仕事をする人にとっては
作業がやりにくいそうです。
昼が長くて、何しろこちらの夏は暑いし

小さい子供が居る家も大変でしょう。
外はまだ明るいのに、何で寝ないとダメなのって言われる

一度だけ、もう10年ほど前に、試験的に夏時間を取り入れたことがありましたが
あの頃、うちの子供たちも小さかったので、夜、寝かしつけるのが大変でした

あの時のお試しは一回っきり。
確か、市民の大反対により、翌年からまた元通り、行われなくなったのでした。

それがここ数年の世論の動きで、3年間試してみようと言うことになったらしい。
今年で2回目です。

普通は、西オーストラリアと日本の時差は一時間。
日本の方が一時間、進んでいます。
なので、夏の間は、パースと日本の時差がなくなるわけです。
でも同じ国なのに、国内で他州とは時差があるって変

このは日本で買ったもので、時計はそのまま日本時間にしてあります。
特に理由は無く、ただ単に、時間を直すのが面倒くさかっただけ

普段は、1時間差し引いて、画面の端っこの時間を見る癖がついていますが
この夏が終わるまでは、そのままでOK
それだけは便利だな、と

息子などは、大喜びで昨日などはさっそく友人達と
いつもより1時間長く、近くの公園で遊んでいました

元気に遊んでいたのは、良いのですが。
何やら、友人の内一人とブランコの取り合いをしたらしく
その子に体当たりされて、てっころんだ息子は
肘を見事にすりむいて帰って来て

私は、呆れて物が言えなかったっす。

ホントにねぇ
いい年をして、何をやっとるんだか、君達は










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魔法のじゅうたん

2007-10-28 03:01:42 | この国とかパースのお話
もうすぐ11月というのに、この寒さは何なのだろう。

ついこの間はセミの声が聞けたと思ったら、ここ2~3日、いきなり真冬に逆戻りです
あのセミも寒いだろうなぁ、かわいそうに

ホント、マジに寒いです。
今日は昼間からガスヒーターにお世話になっていますが
真冬にだって、そんなことは稀だったと言うのに

気温そのものは、日本の冬の比じゃないですが
の作りが何と言うか、スースーすると言うか。
私はローテーブルにこのを置いて使うので
カーペット敷きの床に、座布団をひいて座っていますが
コタツもホカホカ・カーペットも無いので、腰の辺りから冷えるのです。

こっちで暮らし始めた時に、コタツは無いだろうとは思いましたが
ホカホカ・カーペットなら、外国にもあるはずと思っていました。

だって、外国の方がカーペットを使いますものね。
でも、期待は見事に外れてしまいました

もう何年も前ですが、初めて私の実家に来たダンナが
旅の疲れもあって、茶の間でごろりと寝そべっておりました
ちょっと肌寒い日だったので、ホカホカカーペットをONにしてあげたのです。

じわじわと、あったかくなってきたな~と思っていたら
彼、いきなりガバっと飛び起きて

「な・・・何だ、これはっ
あったかいぞ 
お腹があったかい 
いったい、どうなっているんだっ」と、大騒ぎ。

「え・・・えっと・・」
一瞬、焦る私。
うそ、知らないの。
でも“ホカホカ・カーペット”って英語でなんて言うのだろう。
まあ、いいや、適当に言っちゃえ・・・。

「It is a・・・an ?・・・え、えれくとりっく・かーぺっと・・・?」

すると、彼はいたく感激して
「へぇ~~
そうか、これがか
噂には聞いていたけど・・・
すごいなぁ~

ホカホカ・カーペットの噂・・・。
どんなんですか

その後、彼はしばらく珍しそうに、カーペットをなでなでしていました。

私はどうでもいいけど、ホカホカ・カーペットって
「エレクトリック・カーペット」で通じるんだ・・・と
そっちの方で感動しておりました

彼は持っていないだけで、他の人は使うのだろうと思ったら、そうではなかった。
そもそも床に座る習慣が無い外国では、どうやらこういうシロモノは無いらしいです。

でも電気毛布はありますよ。
こういう寒い日には、あれに座ると良いのかも知れない


とにかく、ここ数日、気温差が激しくて調子が狂います。
地図で言えば下の方、南にある比較的高い山ではが降りました。

街のあたりでは、雪が降りません。

「パースの冬は寒いけれど、中途半端な寒さだよね。
雪遊びとかの楽しみが無い寒さだから、つまらない」と
子供達が言うのも納得がいくのですが
雪国の方々にとっては、雪との生活は命がけ。

有りすぎても困るし、無いとつまらないし。

なかなか上手く行かないものですね







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蝉の声

2007-10-23 20:17:58 | この国とかパースのお話
ここ数日、暖かくなったり寒くなったりの日々です。

昨日と今日は、外は風邪が強かったけど、日差しはホカホカでした

洗濯を干していた時に、久しぶりに、チチッ、チチッていう、聞きなれた虫の声がしました。

蝉の声です←(ま、似たようなもんでしょ。)

ここの蝉は、日本のそれとは声が全然違うし、すっごく小さいのです。

全長2cm程・・・丁度、日本のハエより一回り大きい位かな。

でも、ちゃんと蝉なんですよ。
抜け殻も、ミニチュアで可愛いのです。

そこら辺の木とか、塀に止まって、チチッ、チチッて言う。
ミーンミーンとか、ジージーとか
オーシーツクツクじゃないのです。

意外と簡単につかまります。

息子がまだ4歳ぐらいの頃だったかな。
私が、ちょいと捕まえた蝉を彼に見せたら、それをセミだと信じてくれなくて。

「ママ、それは、セミじゃないよ
ハエなんだよ」って、ムキになったことがあったっけ。

何か、大笑いしました。
だいたい、わざわざハエを捕まえるかっていうの

でも、人のことは言えないな・・・

私も一度、家の中に紛れ込んだ蝉を、ハエと間違えて
ハエたたきで殺そうとしましたからね

あの時は未遂で済んだけど、罪の無い命を殺生する所だった


ところで、私が子供の頃は、中学校の教員だった父と、夏休みを家でのんびり過ごしたものでした。
ある時、こんな話をしたのです。

題して:「ツクツクボウシの鳴き方は如何に」。

父と私、散々悩んだ末に
「どう聞いても“オーシー、ツクツクツクツク・・・”って鳴いているよね」と
双方の意見が一致したのですが

他の人に聞くと
「“ツクツクツクツク、オーシー・・・”ではないか」って

そう言われてみると、何だか「ツクツクツク・・・」から始まっていたような気もするし。

でも辞書を調べたら
「“おいしいつくつく・・・”と鳴く」と書いてある。

本当のところはどうなんだろう。

ツクツクボウシの意見を聞いてみたいものです
















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ボトル洗いの花

2007-10-15 01:11:32 | 花や木や鳥の話
ここの所、初夏の陽気が続いています。
つい3日前までは、夜になるとまだ寒くてガスヒーターをつけていたのに。

先ほども外に出たら、久々に『暑い・・・』と感じました。

こっちは日差しが強いから大変
日本だと“刺すような”強い日差しって言いますよね?

こっちの人は「かみつかれるような」強い日差し、と表現します
なかなか凶暴です

見渡す限り雲ひとつ無く、スカイブルーのペンキを塗ったような綺麗な青空。

その空の下でこの時期に咲く鮮やかなこのお花が、初夏の訪れを教えてくれます。
庭の端っこで、2~3日前から咲き始めたので、写真を一枚撮ってみました。

街でもこの鮮やかな花が、あちこちで咲いています。
ちょっと珍しい形でしょ。

名は体を表す、と言いますがこの花、その名も
「ボトルブラシ」(Bottlebrush=ボトル洗い)なのです

日本名は「ブラシノキ」と言うらしい。
要するに「ブラシの木」ですね。

母がまだ健在だった頃、この時期にパースに来た時、ボトル洗い花があちこちで咲いておりました。

「これ、何て言う名前の花?」と母に聞かれたので、上の通り「ボトルブラシだよ」と答えたら
「いや、そりゃ確かに、そう見えるけどさ。ちゃんとした名前は、何て言うの?」と。
どうやら、私が教えた名前を冗談と思ったらしい。
「だから~。ボトルブラシって言うんだってば
「そんないい加減な名前、誰がつけたの
「誰って聞かれても・・・
「何、まさか本当にそういう名前なのかい、これ?」

意外としつこく食い下がる母。
・・・だから、そういう名前だって言ってるのに。

その花が、本当に“ボトル洗いの花”って言う名前であると、やっと理解した母が
しばらく楽しそうに花を手にとっておりました。

「あれ、全くだ。
よぉくまあ、上手い名前つけたもんだよね
(さっき『そんないい加減な名前を付けたのは誰だ』とか言っておきながら)

ホントにビンを洗うアレに似てるよねぇ。
これで、ゴシゴシ洗えるんでないかい

お母さん。
お花一つでそんなに楽しいのですか。

いつまでも笑っている母を見ていたら、なんか、その花が気の毒に思えたことなどを
懐かしく思い出しました。


この花は、オーストラリア原産。
丈夫な花です。
私が園芸オンチなので、植物が我が家の庭で生き続けるには
元から丈夫にできていないと、駄目なんです

オーストラリアに約500種分布する、ユーカリ類の親戚です。
葉っぱをむしると、ユーカリオイルが持つ、独特の良い香りがします。

でも花そのものは、変な臭いがするのですよ~、これが

お花には面と向かって言えませんけどね

















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アイ、マイ、ミー

2007-10-08 23:17:32 | Weblog
先日で「あなたは小学校5年生よりも優秀ですか
(“Are You Smarter Than a 5th Grader?”)というクイズ番組を見ました。

回答者は一人。
常連の小学生の助っ人が8人ぐらい。
回答者はその中から、助っ人を一人、相棒に選ぶのです
番組が進むにつれて、助っ人も入れ替わります
(そうでないと、子供が拗ねるしね)。

回答者が答えに詰まる場合は、3回ぐらいヒントをもらえる。
例えば、隣の助っ人小学生が何を書いたか、覗き見するとか

回答者が間違えても、助っ人が正解できればセーフになる。
で、問題が進むたびに、賞金が加算されて行く。

回答者は、途中でゲームを止めて
それまでに稼いだ賞金だけ持って帰っても良い。

最高金額は、5千万円ほど
ま、どこにでもあるようなクイズ番組の形式なんですけど。

小学校で習う問題だから、楽勝じゃないの~なんて思って見ていたのですが
なんのなんの。
侮ってはマズイ
結構ってなるんですよ。

子供なら知っている童話の主人公の名前とか
どこの大陸が一番広いかとか
今の首相が始めて当選したのは何年か、とか。

聞かれてみると“アレ?何だっけ”風な質問が続出。
なかなか面白いので、見ていました。

ところが、ある質問で、私でさえ一発でわかった英文法の問題に
回答者が必要以上に状態だったので

その回答者にとって第一問目。
正解ならば賞金は10万円
これにしくじると、賞金は何ももらえない。
普通、ここでしくじる人は、ま~ず、いないのですが・・・。

問題は、こうです。

――「Daniel talked to Chris and 『   』.」
その『  』の中に入るのは
I, My, Me のうちどれか――

つまり
「ダニエル君は、クリス君と『私に』話をした」と言いたいのだから
答えはアレしかないはずなんですよ。

「I」だったら主格です。
「My」は所有格。
「Me」は目的格。

そんなに考えなくても
「私に」話すのであれば「Me」と来るはずなのです。

「I」を使うなら
I talked to Daniel and Chris となるであろうし

「My」を使えば・・・
Daniel talked to my Chris ・・・
って、ちょっとマズイことになりそうです。
いえいえ、なんでもありません

一方その頃。
回答者、小学生の二人揃って悩んでいるんですよ。

「Myじゃあ、ないよね・・・」

なんて、ぶつぶつ言っているのです。
私、テレビの前で一人固まってしまって

『えっ、マジっ
何でそこでつっかかるのよ~
MEでしょ~が、ミー

しかし言うことを聞かぬ回答者。
「Daniel talked to Chris and“I”・・・うん、これだよね

ちょっとちょっと
ちっ、違うだろ~それ

仕舞いに私も
『ああ、もしかしたら日本で習ってきた英語は
本当は、根本的に違っていたのかも』っていい加減心配になって来て。
クイズ番組ごときで、うろたえておりました。

そんな私の前で、回答者は「I」と答えを書き
お隣の助っ人小学生も同じ答えを出し・・・。

結局。

答えはやっぱり「Me」だった
さらば10万円

私が習った英語は合っていたので、めでたしですけど

まあ、ああいうテレビ番組の状況だと、緊張もするから
当たり前な思考が出来ないのかも知れませんよね・・・

でも・・・。
英語圏外の人なら、分からなくて当たり前だけど
これって、英文法の基本の基本なのでは?と思ったり。

あ~あ。
あの回答者の心中お察ししますよ
だって、あの方のご職業は・・・


小学校の教師なんだもの

この国の子供達の将来が、思いやられてしまう私なのでした。

それでもこの国の名誉のために、一応書いておきますが
全体的に英語レベルは上ですから、留学その他ご心配なく

と言っても、説得力ないですかね

























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嬉しくないけど、嬉しい日

2007-10-05 23:13:47 | Weblog
この年になるとね。
おめでとうと言われても、素直になれない・・・
その最たる物が誕生日ってやつです

私のそれが、今日だったのです。

自分にとっては、もうどうでも良い行事なのですが

旦那さんは早朝シフトだったので、今朝、4時に家を出ました。
私はその時、気配を察して目を覚まし
「See You 」と寝ぼけ眼で挨拶したのですが

向こうは

そっけなく「OK」とだけ言って出て行きました。

『・・・何だ
一言ぐらい、誕生日おめでとうって言ってくれても良いのに・・・。』
どうでも良い行事のはずが、無視されると、それなりにあれなんです。
ちょっとっとなりました。

そしてまた寝始めて、次に起きた時は、朝8時。

春休み中の息子が、何故か早く起きていて
私の所へ、コーヒーを入れて、持って来てくれました

それと、いかにも“さっき書きました”というカードをくれて(笑)
それだけで何か、まあ、誕生日も悪く無いなって思えたから親バカです。

昼過ぎに旦那さんが、シャンペンと市販のチーズケーキを手に、お仕事から帰って来ました。

「今朝は“誕生日おめでとう”って言うのを忘れたから」ってことでした。


お昼は簡単に、インスタントの焼きそば(サッ○ロ一番のやつ)を作り
ランチの後は、日本に居る娘にをして、長々とおしゃべり。

結構、盛り上がりましたが、向こうはスピーカーがON状態で
娘は、それをどうやって切り替えたら良いのか分からなかったらしく

時々私が何かマズイことを言うと

「あ~
ちょっと、そんな大声で言わないで
・・・と、ひたすら焦っていたようでした

群馬のお友達と、横浜に住むお友達からもメールが来て
気分はなかなか好調。

夕方は、毎年誕生日には電話をくれるニュージーランドのお友達(日本人)が
今年も掛けて来てくれて、またまた長電話。
ほとんどは、私がしゃべりまくっていたような気がするなぁ・・・。
ゴメン、ゴメン。

その後は、お姑さんからお祝いの電話。
何かと忙しい彼女の近況報告を聞きました。

夕食は、旦那さんがお肉を焼いてくれたので
私が温野菜とポテトサラダを作りました。

シャンペンは、安物でしたが(人に買って貰って、何たる言い草)
さすがフランス製、美味しかった

チーズケーキは「5ドル(≒450円)にしては上出来だよなぁ~」って
ちょっと旦那さん・・・自分で買って来たんでしょ。
わざわざばらさなきゃ良いのにね
確かに、日本のチーズケーキと似たさっぱり味で、おいしかった


私の星座は、天秤座

芸術タイプが多いらしいですが、私は外れました。
天秤座全員がそうなるとは、限らないですからね。

そして、バランスを取りたいタイプらしい。

それはあるかもしれないです
子供が小さい頃は、彼らに対して公平でいたいがために
例えばポテトチップスでも、キッチンスケールで量って分けていたので
友人に笑われたこともあったぐらいだし

欠点は、何かと即断力に欠けるところでしょうか。
レストランでは、いつも注文をどうするか迷う

男前な人が2人いたら、どっちにしようかと天秤に掛けて迷う、とか・・・

うそうそ
そういうのはね~
今も昔も全然、無いですからっ


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ロイヤル・ショー

2007-10-01 18:31:55 | この国とかパースのお話
ふう・・・
やっと肩が楽になりました



ついこの間、冬休みが終わったばかりだと思いきや、もう春休み

先週末からの日が続いています。

土曜日(9月29日)から、春休み恒例のロイヤルショーというのが始まりました

これは、簡単に言えば、農業祭りです。

始まりは1894年。

地方の人々が、都市部の人々に各地の産業を紹介したり
情報を交換し合ったりする場として定着したようです。

現在も変わらず、パース市民には人気があるイベントです
初日の土曜日は4万人が訪れたそうですが
今日は祝日なので、もっと人が入っているそうです。

ここで、今日の“祝日”についてちょっと説明。

今日は何の祝日かと言えば
「クイーンズ・バースデー・西オーストラリア版」とでも言うのかな。

エリザベス女王のお誕生日は4月21日なのですが
オーストラリアの他州では、6月の第2月曜日をその祝日にしています
(どうしてかはちょっと・・・)。

ところが西オーストラリアは、6月の第一月曜日が州立記念日になっているので
2週も休みが続くのもなんだから(って想像ですけど)

春のロイヤルショーに合わせて
10月の第一月曜日(もしくは9月の最終月曜日)を
クイーンズ・バースデーとして、祝日にしたそうです。
―以上、どうでも良いことですが、インターネットでお勉強してみました


我が家では、子供達が小さい時は、ほぼ毎年、ショーに出かけていました。
私は結構、こういうの好きなんですよ
最近は、子供達は友人同士で行くようになったので、私はお留守番です

ただ、昨年は、亡父の友人様が丁度この時期にいらしていたので
ご案内させていただきました。

昨年はショー初めての試みで、日本からの参加があったのです。
日本館では、ホ○ダのア◎モ君ロボットが大人気で
パフォーマンスが始まる20分前から、長蛇の列でした。


都市に住む子供達にとって、動物達に触れ合える良い機会でもあります。

広いグラウンドの周りに常設されてあるパビリオンでは
など、様々な動物の品評会が開かれます。

羊毛の品質を競ったり、の毛並みを競う部門もあります。

通りでは、いろいろなストリート・パフォーマンスが技を披露します。
手品や曲芸などは、子供からお年寄りまで、人気があります。

中心に位置するグラウンドでは、時間によって様々な催し物が開かれます。

楽隊の演奏。
乗馬。
シープドックの競技。

そのシープドッグの競技が、面白いんですよ
時間内にどれだけスムーズに、犬が羊を柵に入れるかを競うのですが
本当に上手に誘導するもんだなぁ~って感心します

ところが、去年、そのお客様と見ていた時に
短気を起こしたシープドッグがおりまして

なかなか柵に入ってくれない羊たちに
“早く入れってばっ”と言わんばかりに、飛び掛ってましたよ

『・・・ありゃ~~~』呆然とした私。

「・・・ああいうのってよくあるの?」とお客様。

いやいや、私も初めて見ましたからね

まあ、犬も人間と同じなんでしょうね。
羊ってちょっとおバカなところもあるから(羊好きの方がいたらすみません)。
ぶっち切れる時もあるわなぁ。

男の子に人気のトラクターの競争はド迫力です。
あと、車の曲乗りもすごく楽しい。

亡くなった父が、まだ元気だった頃
今頃の時期にパースに来たことが2回ほどあって
お祭り好きな父を、ロイヤルショーに連れて行きました。

父が好きだったのは、丸太の早切り競争でした。

筋肉ムキムキのお兄さんやおじさんが
斧でバコバコ丸太を切って行くのですが
そのあまりの豪快さに、呆れるやら感心するやら。
競技中ずっと、くすくすと肩を揺らして笑っていた父親なのでした。



ロイヤルショーの一日は、打ち上げ花火で終わります

ショーは平均50万人を動員して、今週末まで開かれます。

これが終わると、パースにも本格的な春がやって来るのです









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