パース州立美術館では12月2日まで
モダンアートの殿堂、ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art:MoMA)所蔵:
ゴッホ、セザンヌ、ダリ、マティスなどの作品展が開催中です。
昨年のピカソやウォーホル展に続くMoMAシリーズですが、絵画に巨額な保険金がかかるため
今回でこのシリーズの展示会は終了なのだそうです。
次はどんなアートを観れるのかなと、かなり楽しみな美術展シリーズだったためとても残念
美術展の館内ガイドさんがおっしゃっておりましたが、例えばこちらのゴッホの絵は
約50~100億円の価値があるのだそうです。
そんなすごい美術品がわんさかやって来るので、その保険金となるとやはり難しいのでしょう
↓Vincent Van Gogh
「The Olive Trees」1889
晩年のゴッホが南フランス滞在中に描いた風景です。
手前にオリーブ畑、向こう側にアルプスの山々、昇りかけの月(左端)白い雲。
この絵でゴッホは木や山々に「アウトライン」という本物の風景には無い物を施すことで
(日本の版画の影響だったそうです)
非現実的で斬新な表現を試みたのでした。
“写真”が世に出始め、人々が絵に描かれた世界だけではなく
別の表現方法(写真)で表された世界を楽しむようになってきたため
近代画家たちはそれに対し、もっと新しい表現方法を築こうとして
それぞれのアートの世界を広げていったのですよ、と先のガイドさんがおっしゃってました。
ゴッホが描いたモニョモニョ~っとした空。
ゴッホは本当はどんな気持ちでこの絵を描いていたのでしょう。
眺めていると、彼の悶々とした気分を感じられます。
やはり芸術のことで悩んでいたのでしょうか。
(写真め~~~とか)
お体の具合が悪かったのかもしれないし…
でも、もしかしたら
『風景だってこんな風に描くと面白い!』ってノリだったかもしれないですね
美術展は間もなく終わりますが、ブログには続きを書いていきます
(アートの世界はド素人なので、ガイドの方から聞いたこと、作品の解説から知ったことなどを簡単にして書いています。
どこか間違えていたら、解説者の方の責任すみません。)
「9」が付く日は空倶楽部の日。
この日に皆さんでいろんな空をアップして、眺めてみませんかという楽しい集まりです。
(なんか今回のは反則ですかね?)
詳細はかず某さん・chacha〇さんまでどぞ
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