除夜釜

昨日はお稽古納めの除夜釜でした。


蝋燭の灯りの中でお薄を一服。

毎週のように通っているお稽古場も別世界のようでした。

寄付には南天が掛けられていました。



本当にいろいろあった一年ですが、こうして例年と同じように過ごせることがありがたいです。

口切 2017

今年も茶人のお正月、口切を無事に迎えました。


お茶室は"さんべ"と、菊尽くしのおめでたいお取り合わせでした。

寄付には、扇面に「菊盛」という和歌が書かれているお軸が掛けられていました。

瓢の花入に白玉椿と榛が入っています。








そして、先週末はお茶会で絵画館へ。

温故知新をテーマに、フレッシュな大学生のお席を楽しませていただきました。



外苑の銀杏並木が美しく色づき、大勢の人で賑わっていました。

初風炉

風薫る5月。


日々慌ただしく、アップデートが遅くなりましたが、先週末は恒例の初風炉がありました。

気温が30度近くまであがり、暑い暑い一日となりました。



今回はお役目なし。

席中で、しかも気軽なポジションでお客さまを満喫させていただきました。


寄付のお軸は、子規 一二乃橋 夜明哉の短冊が掛けられていました。

後入の床は鮮やかな朱の手桶と菖蒲のお取り合わせが、とても華やかでした。



備忘の懐石お献立。

汁: うり、辛子
向: 鯛 昆布〆、青紫蘇、わさび
椀: じゃがいも団子、わさび花
焼: 鰆
鉢: よもぎ麩、小茄子
鉢: うるい、水菜、帆立、若芽、木の芽あえ
箸洗: 新生姜
八寸: たたみいわし、空豆
香の物

集い

週末は気楽なお茶の集まりで、一年ぶりの東京ドームホテルへ。



華やかな会では、またお正月気分が味わえました。


春告鳥という銘の主菓子は、青山の菓匠 菊屋さんのものです。



https://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/list/tankuma/

お初釜

週末は社中のお初釜でした。



新年早々いろいろありましたが、茶人は松風を絶やすことなく、無事に新年のご挨拶ができて嬉しかったです。




お点心はお料理屋さんで。

大作が入っていて、華やかな床飾りでした。

金沢のお正月に欠かせない繭玉飾りは、最中の皮でできているそう。

小判がついていたりして、こちらも華やか。


脇床は若松と横山大観のお軸が掛けられていました。




そして、お料理も素晴らしかったです。

追記のお献立
先付: 鱈昆布〆、紅白なます、菜の花昆布〆
前菜: 蟹寿司、鶏松風、数の子味噌漬、海老ゑびす
お椀: 蟹ふかし、若布豆腐、蕨、柚子
向付: 勘八、羽太、甘海老、花穂、山葵
中皿: 鮑蒸し煮、筍昆布煮、紅白人参大根、たらの芽、雲丹餡
焼物: 鰆西京焼き、蕗金平、酢取り茗荷
煮物: 鰤大根
食事: 加賀手打ち蕎麦、汐露
水菓子



また新たな気持ちで精進したいと思います。