昨日は口切のお茶事がありました。
つい最近まで暑い…と言っていたのに、季節は移り変わり、秋が深まってきました。
茶人にとって、11月はお正月と同じ。
風炉から炉へ、茶室の室礼を替え、道具も季節のものにすべて入れ替えます。
口切では、夏に収穫したお茶を大切に熟成させ、封印して保管してあった茶壺の封を切り、今年のお茶をいただきました。
口切ならではのお取り合わせの三部(織部、ふくべ、伊部)や、柿・栗をいただき、粟ぜんざいで濃茶をいただきました。
来週は恒例の社中茶会です。
しばらく忙しい週末が続きそうです。
写真は寄付にかかっていたお軸。
栗の絵は漆で書かれています。