仕事帰りに日本センチュリー交響楽団の
定期演奏会に行ってきました。
久々のシンフォニーホール。
何度も足を運んでいますが、コロナ禍後は初かな。
日本センチュリーは2回目、久石譲さんの
公演もフェスティバルのジルベスターコンサート以来2回目です。
言わずと知れた日本映画音楽界の巨匠が
指揮を振ることもあり完売公演!
チケット手に入れられたのはラッキーでした。
しかも、A席ご招待😭
この日のために仕事を頑張って良かったよ。。
久石さんは昨年から日本センチュリーの
首席客演指揮者に就任され、今年4月からは
同交響楽団の音楽監督就任に予定。
いや、就任決まる前から日本センチュリーも
久石譲さんもファンだったので、このタッグは
音楽ファンにはたまらないかと。
おまけにプログラムは
ドビュッシー
小組曲
ドビュッシー
交響詩「海」
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)
組曲「展覧会の絵」
何これ、超贅沢。知らない曲が一曲もない!
残念ながらどれも演奏経験はないのですが
吹奏楽愛好者にとってもコンクールど定番曲
ばかりでした。
最近は大フィルの定期演奏会寄りでしたが
やっと日本センチュリーに来れて嬉し🥹
この日を指折り楽しみにしていた公演でした。
もうどれも素晴らしい演奏だったんですが、
海の一楽章からまさか涙出るとは思わなかったです😌
最終楽章のフィナーレなんかもう号泣。
トップのトランペットソリストは言うまでもなく
上手いのですが、そのソロが浮かないバックの安定感。
真綿の雲の上にソリストが乗っかる感じ。
展覧会の絵はキエフの大門のフィナーレが
華々しくて圧巻で、思わずブラボー👏
と叫びたくなりました。
(私は叫んでませんが、海と展覧会の絵は
どなたか叫んでましたな)
あ、ラチェットにウィップ!懐かしい。
元打楽器としては絶対に聞き逃さないところ。
個人的にはファゴットの厚みある音が
すごく素敵で聴き入ってしまいました。
アンコールはラヴェルは古風なメヌエット。
明らかにテイストが違うので
ドビュッシーでもムソルグスキーでもない
のは分かったのですが、曲名もタイトルも
パッと出てこず。
展覧会の絵はラヴェル編曲だったので
ここで繋がってたのね。
今更書いてて気づくという。
とにかく始終感涙。気持ちはホックホク。
やっぱり良い音楽、良い芸術は人の心を
豊かにしますね。
難しいことは分からなくとも、ホンモノに
触れるって大事だなと。
仕事終わりの金曜、おまけにこの日は仕事で
10分くらいオンラインで独演?させてもらって
めちゃめちゃ緊張して、できはグタグタ、
体はクタクタだったはずですが、
心地よい音楽で疲れ吹っ飛びました。
はぁ〜、本当に行くことができて良かった✨
一曲も寝落ちもせず二時間まるっと
聴き入ってしまい、しばし余韻に浸れました。
感動が冷めやらぬとはまさにこのこと🥹
好きな音楽の生演奏は最高のご褒美です。
終演後はせっかく福島に来たので、
夫と軽く居酒屋へ。
美味しいお酒とおつまみも一週間のご褒美。
炭火焼き美味しい。
箸が止まりません。
理想的なハナキンの過ごし方でした。