Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

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ミスから立ち直る

2009-06-16 23:53:52 | 自分のお手あて
東京は、ここ3日ほど、夕方になるとゲリラ的に雨に見舞われます。
今日は、完全に駅から出れなくなりました。

それにしても、今日は、タイトルにある通り、研修中に手痛いミスをしてしまいました。

講師になって、今、100本近く登壇してるかと思うのですが、こんなことは初めてという経験でした。

しかも、原始的なミスであります。

新人の時と違って、この年になって起こすミスというのは、起きた瞬間、おおかた原因が思い浮かび、再発防止策が瞬時に脳裏をよぎるように思います。

しかし、そのミスを咄嗟に立て直さなければならない時の、私の「瞬時の判断」が良かったどうかに後悔が残り、また自分自身に腹立たしい思いが交互に錯綜し、帰りの電車は鬱々しておりました。

電車に乗っている時から、豪雨で雷雨で、相当、滅入る・・・・

しかし、今の自分には、ネガティブ感情に浸る時間もなく。

このネガティブ感情を絶つにはどうしたらよいのか、冷静になり、反省をして、再発防止策を講じる(しくみ化する)とか、教科書的にはそういう回答になるのだろうと思うけど、

そんなことは頭ではわかっているけど、リベンジ機会の到来までには時間があり、当面感じているネガティブな感情をどこまで抱き続けるかは、自分自身が決めること。

雨は、一向にやむ気配もなく、駅の中にあるコーヒーショップで、あさって以降の研修の準備をすることにしました。

あさっての研修のテキストの中に、「失敗を引きずらない」という、項目があるのですが、こんな時に改めて目にすると苦笑いです。

「ピンクの象を想像しないでください」と言われると、その時点で誰もが「ピンクの象」を想像してしまう。

「過去を思い起こして、今さらどうにもならないことをクヨクヨ考えることをやめよう」
「同じミスを起こしたらどうしようと起きるとも限らない未来を想定するのはやめよう」

その時点で、クヨクヨ考えている自分、起きもしない未来を想像している自分 が容易にイメージできてしまいます。

私には、上記のメッセージは全然有効ではなく、代わりに何をするかの方が大事であります。

「もう散々反省したやろ?そろそろ一本締めをして、別の仕事に没頭しよう」

目的は雨宿りだったのですが、コーヒーショップで2時間、反省のない、純粋に、猛烈に仕事をしたことによって、もう気持ちは切り替わっているように思っています。

実際のところ、そうやって生産的な活動を流して行くための、感情と思考と行動を流動的にすることが何よりだと思っています。

そんなことを、新人の方に、ミスした時の経験談として話すんだろうと思います。

今の自分には、ミスは何らかのアラームです。
よく休み、スッキリした気分で、改めて前倒しで仕事ができるように立て直そうと誓う雨の夜でした。

たまにお願いいたします。


コメント (2)
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