人間関係が原因で毀れかかっている人が増えている。
サンプル数が少ない私の周辺でも目立つくらいだから、日本全体では膨大な数になるのだろう。
確かに面白くない世の中である。
私のように図太い人間でも暮らしにくいのだから、ガラスの心を持った若者たちには耐えきれないのだろう。
さりとて良いアドバイスがあるわけでもない。
暮らしにくいのは、明治時代の夏目漱石が著書「草枕」の中でも嘆いているのだから、今に始まったことではない。
あきらめて「どっかに引っ越そう!」。
体の引っ越し、心の引っ越し。
嫌な思い出や窮屈な環境とはさよならして、どっかに引っ越そう!
きっとコロンブスもそんなことを考えて、命がけの航海に出かけたのだろう。