DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

琵琶湖の七不思議-その2

2013-04-22 17:53:06 | ButsuButsu
不思議な話の第2弾です。

淡探ってご存知ですか。



写真の中の黄色い物体がそうです。

水中を潜行するロボットです。

自律型といって、中にあるコンピューターの指示通りに動きます。

この写真からもわかるように、船上では、淡探は母船であるはっけん号の進行方向とは逆向きに置かれています。

この状態で目的地まで輸送するのです。

コンピューター上では、次の図の左下ように見えます。

青い印がはっけん号で、黄色い印が淡探です。

尖っている方が前方です。




これが正常なのですが、2009年12月はちょっと変でした。

真ん中や右上の図のように、淡探がはっけん号の進行方向から傾いて表示されたのです。

はっけん号はGPSに従って移動しているので、方向が変わることはありません。

淡探に内蔵された磁石が狂ったとしか思われません。

給油のために今津港に着いた時には、船首からほぼ90度傾いていました。

どうしたのでしょうか。

途中の航路を示したのが次の図です。



図の中で、丸をしたところが淡探とはっけん号の向きがおかしかったと場所です。

今津港は、特におかしいと思いませんか。

実は、琵琶湖には次のような怪談があります。

ずいぶん昔の話です。

たぶん、40年位前のことかな。

霧が濃い日に、彦根港から今津港に向けて、水上警察のボートが出港しました。

視界がきかないので、コンパスを頼りに今津港を目指したそうです。

そう北西の方向ですね。

数時間走って、やっと港が見えてきました。

喜んだ乗組員がロープを結んで着岸して確認すると、そこは目的地の今津港ではなく出発した彦根港だった、という怖い話です。

琵琶湖には、磁場を狂わす何かがあるのかも知れませんね。

ところで、今磁北がドンドン動いていて、バイカル湖付近に移動しているという話を聞いたことがありませんか。

地震-5

2013-04-22 10:22:48 | ButsuButsu


気象庁のデータによると、日本海の表面水温が上昇している。

おそらくこのような現象は、日本海だけではないのだろう。

最も顕著なのは、北極海だ。

こうした温度上昇は、気候を不安定にさせるし、地殻活動を変える可能性がある。

もう少しきちんとした情報を集約して解析すべきだと思うのだが、日本ではそのような統合的な研究ができない仕組みがある。

いわゆる学問の閥というものだ。

特に地震学はひどいらしい。

私は海洋学の出身で、現在は陸水学を行っているが、この分野でもあまり展望がありそうもないと思っている。

その顕著な事例が、福島原発の追跡調査だ。

事故当時から地下水汚染は当然予想されたし、何らかの対策を行うべきだとも想定された。

日本陸水学会でもシンポジウムを行って議論した。

しかし、それ以上の展開はできていない。

行政が研究者を陰に陽に妨害することもある。

横断的な研究には、まずお金が付かない。

国のファンドの振り分け対象は、ほとんどが要素技術の開発だ。

それは大学のシステムとよく合っている。

おそらく効率が良いのだろう。

しかし、事実を100集めても、真実に届かない場合が多い。

デジタルをいくら細かくしても、アナログには到達しないのではないか。

今起こっている自然現象は、既存の学問の枠から転げ落ちた、予測できない事項のようだ。

もし何か解決の道があるとすれば、こうしたネットを通じて多くの情報とアイデアを交換し、複数の人が作業分担をすることではないかと思う。

そうすれば少ない予算で、より真実に近づけるかもしれない。

4月21日(日)のつぶやき

2013-04-22 05:00:43 | 物語