安全保障関連法案に反対する学者の会が反対署名を募っている。
http://anti-security-related-bill.jp/list.html
少し迷ったが、自分の意見をきちんと述べることは大切だと思ったので、署名しておいた。
これを見ると面白いのだが、圧倒的に社会科学者が多い。
おそらく、どのようなルートで情報が回覧されるのかによっているのだろうが、それだけ社会科学者の危機感の表れでもあるとも思われる。
なんとなく、1960年から1970年の学生運動を思い出した。
あのころ真剣に日本の将来のことを考えたりした。
政治問題や教育問題など、多くのことを友人たちと議論した。
岸信介さんから安倍晋三さんへと、世代は変わったが、同じようなことを繰り返している。
ただ、大きな違いは、現代は圧倒的な速さで情報が伝番することだろう。
こうしたSNSを利用した署名活動もその典型だ。
当時、アメリカはベトナムに軍隊を派遣していた。
多くの米軍が、沖縄からサイゴンへ向かった。
自分たちの主義主張や権益を守るために、他国へ軍隊を派遣することとの大義はどこにあったのだろうか。
政治家の決断によって、多くの若者が死んだり狂ったりした。
このことに対して、誰が責任をとったのだろうか。
いまほど政治家と国民の覚悟が問われている時代もないのだろう。
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