日曜日、GLIM SPANKYのライブの前に伏見ミリオン座で、映画を2本観ました。
最初に観た映画は、「親鸞 人生の目的」です。タイトルから、親鸞の伝記ということが
わかります。それなら事実に基づいたモノになるので、観ることにしました。まあ自分の家が、
浄土真宗だっていうのもありますけどね。それにアニメなので、観やすそうな感じだし。
それにしても、親鸞とかをアニメでやるのって珍しいですね。今までもなかったような気がします。
内容は、8歳で両親を失った親鸞は「やがて死ぬのになぜ生きるのか」という疑問の答えを仏教に求め、
わずか9歳で比叡山に入る。10年の仏道修行を経て19歳になった彼は、聖徳太子廟からの帰り道に、
関白・九条兼実の娘である玉日姫に出会う。比叡山では女性のことは思ってもならないという
教えがあるにも関わらず玉日姫のことを忘れられなくなった親鸞は、絶望して比叡山を下りる。
京都の町で法然上人に出会った親鸞は、「煩悩あるがままで救われる」という彼の教えによって
苦悩の解決の道を知る。やがて親鸞と玉日姫は再会を果たし、ますますひかれていくが……。
若い頃の話で、越後流罪までの話でした。親鸞については諸説あるので、都で玉日と結婚した説を
とっての物語になってます。映画観ながら、そうそう法然上人の教えは革新的で、既存宗派から
嫌がらせのような感じを受けるんだったと思い出す。法然のもとの親鸞を描いている感じでした。
もうちょっと親鸞について、深堀ったところを知りたかったかなあと思う。
ところで、この映画を製作しているのは親鸞会で、原作を書いた高森顕徹氏が会長です。
浄土真宗の住職に聞いたところ、なんとカルト教団であるとのこと。映画観たから、
勧誘されるようなことはありませんが、みなさん「親鸞会」というのには気をつけて下さい。