平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

親鸞 人生の目的

2025年03月10日 23時59分10秒 | 映画・ドラマ・アニメ
日曜日、GLIM SPANKYのライブの前に伏見ミリオン座で、映画を2本観ました。
最初に観た映画は、「親鸞 人生の目的」です。タイトルから、親鸞の伝記ということが
わかります。それなら事実に基づいたモノになるので、観ることにしました。まあ自分の家が、
浄土真宗だっていうのもありますけどね。それにアニメなので、観やすそうな感じだし。
それにしても、親鸞とかをアニメでやるのって珍しいですね。今までもなかったような気がします。


内容は、8歳で両親を失った親鸞は「やがて死ぬのになぜ生きるのか」という疑問の答えを仏教に求め、
わずか9歳で比叡山に入る。10年の仏道修行を経て19歳になった彼は、聖徳太子廟からの帰り道に、
関白・九条兼実の娘である玉日姫に出会う。比叡山では女性のことは思ってもならないという
教えがあるにも関わらず玉日姫のことを忘れられなくなった親鸞は、絶望して比叡山を下りる。
京都の町で法然上人に出会った親鸞は、「煩悩あるがままで救われる」という彼の教えによって
苦悩の解決の道を知る。やがて親鸞と玉日姫は再会を果たし、ますますひかれていくが……。


若い頃の話で、越後流罪までの話でした。親鸞については諸説あるので、都で玉日と結婚した説を
とっての物語になってます。映画観ながら、そうそう法然上人の教えは革新的で、既存宗派から
嫌がらせのような感じを受けるんだったと思い出す。法然のもとの親鸞を描いている感じでした。
もうちょっと親鸞について、深堀ったところを知りたかったかなあと思う。

ところで、この映画を製作しているのは親鸞会で、原作を書いた高森顕徹氏が会長です。
浄土真宗の住職に聞いたところ、なんとカルト教団であるとのこと。映画観たから、
勧誘されるようなことはありませんが、みなさん「親鸞会」というのには気をつけて下さい。








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名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN

2025年03月05日 23時59分46秒 | 映画・ドラマ・アニメ
月曜日、地元の映画館のハッピーマンデーで映画を1本観ました。観たのは、「名もなき者 
A COMPLETE UNKNOWN」です。この映画は、2016年に歌手として初めてノーベル文学賞を
受賞したボブ・ディランの若い日を描いた伝記映画です。 ミネソタ出身の無名のミュージシャンだった
19歳のボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを
巻き起こしていく様子が描かれており、事実に基づいた映画だし、音楽モノなので観ないわけにはいけません。


内容は、1961年の冬、わずか10ドルだけをポケットにニューヨークへと降り立った青年ボブ・ディラン。
恋人のシルヴィや音楽上のパートナーである女性フォーク歌手のジョーン・バエズ、そして彼の才能を認める
ウディ・ガスリーやピート・シーガーら先輩ミュージシャンたちと出会ったディランは、時代の変化に呼応する
フォークミュージックシーンの中で、次第にその魅了と歌声で世間の注目を集めていく。やがて
「フォーク界のプリンス」「若者の代弁者」などと祭り上げられるようになるが、そのことに次第に
違和感を抱くようになるディラン。高まる名声に反して自分の進む道に悩む彼は、1965年7月25日、ある決断をする。 


自分が彼を知った時には、既にもうレジェントな感じだったので、そんな彼のデビュー前後という
若い頃のことを知るには、とても良い映画でした。ドキュメンタリーではないので、多少の
フィクションもあるかと思いますが、大筋でのことはわかるので。若い頃の彼を知ることは、
とても新鮮でしたね。そりゃ、売れるまでの苦労はあるのは当たり前だが、彼の場合は、
売れてもからも、今度は世間に貼られたレッテルと実際に自分がやりたいことの格差でも
悩むことに。ラストとのフェスは多少フィクションもあると思いますが、そんなこともあったんだと驚き。
そして、やはりボブ・デュランの音楽が良過ぎますね。間違いなく聴きたくなりますよ。








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TATAMI

2025年03月04日 23時59分52秒 | 映画・ドラマ・アニメ
日曜日、地元の映画館のレイトショーで映画を観ました。観たのは「TATAMI」です。
土日はレイトショーの時間でも上映しているのですが、平日は、日中の上映しかないので、
日曜日に行くことに。この映画は、実話をベースに描いた社会派映画なので観ることにしました
実際は、2019年に東京で開かれた世界選手権の男子で起こった事件なのです。何十年も前でなく、
結構最近な感じですね。コロナ前ではありますが。そんな最近でも、こんなことが東京起こってたんですね。


内容は、ジョージアの首都トビリシで女子世界柔道選手権が開催されている。イラン代表選手の
レイラ・ホセイニとコーチのマルヤム・ガンバリは、順調に勝ち進んでいたが、金メダルを目前に、
政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられる。自分自身と人質に
取られた家族にも危険が及ぶなか、政府に従い怪我を装って棄権するか、それとも自由と
尊厳のために戦い続けるか、人生最大の決断を迫られる。 


棄権しろと命じられてからラストまで、ずっと重苦しく息苦しくなる展開でした。
こんな監視国家は、怖すぎる。本当に。人権も何もあったものではない。しかし、
この問題は、イスラエル・ボイコットと言われ柔道以外のスポーツでも行われました。
イスラエルを国として認めない中東各国が、行っている。柔道では昨年のパリオリンピックでも
色々とあったようだ。受動が、この映画でも取り上げられているのも一番イスラエル・ボイコットが
多いからかもしれない。とは言え、現場の選手が最終的に被害をこうむるのは理不尽過ぎる。










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ブルータリスト

2025年03月03日 23時59分30秒 | 映画・ドラマ・アニメ
土曜日、午前中にセンチェリーシネマで映画を1本観た後に、伏見に移動してランチを食べて、
伏見ミリオン座でもう1本映画を観ました。観たのは、「ブルータリスト」です。この映画は、
ホロコーストを生き延びてアメリカへ渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家の数奇な半生を描いた
ヒューマンドラマで、事実に基いた映画なので観ることにしました。3時間半を超える上映時間で、
途中で15分の休憩が入りました。久しぶりの休憩時間有の映画となりました。


内容は、ハンガリー系ユダヤ人の建築家ラースロー・トートは第2次世界大戦下のホロコーストを
生き延びるが、妻エルジェーベトや姪ジョーフィアと強制的に引き離されてしまう。家族と新しい
生活を始めるためアメリカのペンシルベニアに移住した彼は、著名な実業家ハリソンと出会う。
建築家ラースローのハンガリーでの輝かしい実績を知ったハリソンは、彼の家族の早期アメリカ移住と
引き換えに、あらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築を依頼。しかし母国とは文化もルールも
異なるアメリカでの設計作業には、多くの困難が立ちはだかる。 


途中の休憩がいらない位、引き込まれました。ホロコーストを生き延びたとて、主人公が
変に聖人君子ではないく、結構ドロドロした感じの性格なところが、逆に人物として興味が
出たし、彼がやらかしながらも、色んな困難を乗り越えていくのにハラハラとさせられましたした。
妻と姪もそしてアメリカ人実業家も一癖二癖あるキャラなんで、普通の人おらんのかってくらい。
この映画で初めて知った建築家ですが、バウハウスで学んできたことに加えて、収容所での
経験までも建築の中に込めてしまうのは、凄過ぎると思います。








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ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン ジャズが生まれる瞬間

2025年03月01日 23時59分17秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、午前中はセンチェリーシネマで映画を観ました。観た映画は、「ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン
 ジャズが生まれる瞬間」です。この映画は、世界的に有名なジャズプレーヤーたちのレコーディング風景や
日常を14年間にわたって追い続け、ジャズの生まれる瞬間をとらえた音楽ドキュメンタリーです。
そんなわけで、音楽モノのドキュメンタリーとあっては、観ないわけにはいけません。


内容は、デンマークの実験的ドキュメンタリー映画監督ヨルゲン・レスとアンドレアス・コーフォードが、
ジャズギタリスト・作曲家のヤコブ・ブロを追い、彼と共演してきた世代も国籍もさまざまな音楽家たちの
生きざまと交流を描く。
名サックス奏者のリー・コニッツやドラマーのポール・モチアン、グラミー賞受賞ギタリストのビル・フリゼール、
世界的に活躍する日本人アーティストの高田みどりら名だたるジャズプレーヤーたちの、普段では見られない
作曲の現場や日常風景を間近でとらえ、彼ら自身が演奏することの感覚や音楽の意味について語ったポートレートを記録。
北米・ヨーロッパ・日本で撮影を敢行し、実際にECM作品としてリリースされた楽曲のレコーディング風景や、
撮影期間中に他界した名プレーヤーたちの最後のパフォーマンスもカメラに収めた。 


普通のドキュメンタリーと違って、インタビューが短めでアッサリしているのが、入っている感じなので、
ロングインタビューをただ聞くだけの退屈さは、ないですね。逆に短いインタビューの中にアーティストの
含蓄のある一言があったりするので、なるほどなるほどって感じでしたね。素晴らしいプレーヤーばかりですから。
その中に、日本人の高田みどりがいるのは、なんか誇らしかったですね。プレイヤーの拘りには驚きもしました。
14年も撮っていたのは凄いですが、ベテランプレイヤーも多かったので結構亡くなった方もますね・・・。
良い映画でした。タイトルは、そういうことでつけられたのかと納得。








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