ベルファスト

昨日、名古屋の伏見ミリオン座で映画を２本観ました。最初に観たのは「ベルファスト」です。
アカデミーの脚本賞をとりましたね。そんなことがなくても、観ることを決めていた映画。
本当は先週行きたかったのですが、先週の金曜日にコロナのワクチン接種をしたので、先週末は、
土日、用事をいれないようにしたいました。案の定、土曜日の午後は熱発しましたしね。
日曜日には、ほぼ治ってましたが、近所に行く程度にしれおきました。
この映画は、監督のケネス・ブラナーが、自身の幼少期の体験を投影して描いた自伝的作品なので、
事実に基づいていると言えるので、観ることにしていました。


内容は、俳優・監督・舞台演出家として世界的に活躍するケネス・ブラナーが、自身の幼少期の体験を
投影して描いた自伝的作品。ブラナーの出身地である北アイルランドのベルファストを舞台に、
激動の時代に翻弄されるベルファストの様子や、困難の中で大人になっていく少年の成長などを、
力強いモノクロの映像でつづった。ベルファストで生まれ育った9歳の少年バディは、家族と友達に囲まれ、
映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごしていた。笑顔と愛に包まれた日常はバディにとって完璧な世界だった。
しかし、1969年8月15日、プロテスタントの武装集団がカトリック住民への攻撃を始め、穏やかだったバディの
世界は突如として悪夢へと変わってしまう。住民すべてが顔なじみで、ひとつの家族のようだったベルファストは、
この日を境に分断され、暴力と隣り合わせの日々の中で、バディと家族たちも故郷を離れるか否かの決断を迫られる。


人と人との繋がり強い地域だったのが、ある日宗教の争いによって否が応でも紛争に巻き込まれていく主人公と
その家族。今の日本だど、宗教を理由にここまでの紛争が起こるなんて考えられないが、海外だとほんの50年前に
こういった紛争がおきていのかと考えさせられる。そんな中でも、主人公が無邪気に過ごしていく中で、色々な騒動に
巻き込まれたり、学校での勉強や初恋をしたりしていく。騒動の中で、普段以上に家族の対話や絆は強くなって、
地域との繋がりや関係も今までと変化していく。紛争の中で生きていく、困難さがよくわかる。現在でも、世界の
色んな所で規模の大小はあるだろうが紛争は起こっている。あるほ突然、日常生活が変わってしまう。日本で、
そんな日が来ないことを祈るが、絶対来ないとは言えないだろう。その時、自分達は何をすべきなのだろうか。








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