花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

小鷺 4

2007年12月09日 20時49分38秒 | 
嵯峨野の広沢の池は、冬には水を抜く。
抜きかけの間は小魚やら何やら、人間からの分け前の獲り放題になるので、鷺・ユリカモメ・ケリ・イソシギ・コチドリとトンビとカラスが集まる。
それなりの深さのある池の水を急に抜いたものなので、底の泥はやわらかい。
写真は、飛び立ったところの泥が面白かったもの。

もう一枚。
鷺は泳ぎはしないので、こういう泥がべチャッと付いたら大変そうだが、案外にそういう醜態は起きないのか、起きてもフォローが効くのか。
コサギは同種間に限り意外に喧嘩っぱやいので大転びすることもありそうだが、真剣な喧嘩にはならないので特に何事も無いのかもしれない。


ちょっと引いた写真。
奥の白いのはユリカモメ、船に2羽セキレイがいる。
この写真では大きい水たまりをサギが占拠しているように見えるが、飛んでくるカモメを追い払う機動性はサギには無いので、既に満腹したカモメが地面のあるところにたむろっているだけである。