花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

MINOLTA AF 80-200mm F2.8

2007年12月22日 22時38分08秒 | Weblog
α700を買って縦グリップも買って、何か新しいレンズが欲しくなってきた。
以前ムツミ堂の中古にミノルタ200mmマクロ(激レア)が¥98,000で置いてあった隣にシグマ180mmマクロが¥9,800で置いてあったのを思い出し、それが良かろうと思って行ってみたが、さすがに¥9,800は売れていた。
ついでにサクラヤに行ってみると珍しくミノルタレンズの中古が増えており、特にこの80-200は、¥29,800(バルサム)と珍しい値段が付いていたので、(バルサム)の説明を聞いて、試させてもらってから購入した。

聞いた説明では、レンズを糊で貼りあわせた修理をしてあるので写りには影響ないものの安くなっているとのことであった。
ボンドとか言わずに糊、のり、と言っておられたのが妙に嬉しかった。正しい言葉だ。

このレンズは全カメラメーカーが鎬を削る70-200F2.8クラスのミノルタ・α版初代である。
大きいが、ズームしても伸びない。ピントリングを繰ると前玉が回るのは古さを感じるが、フードが前玉の後ろ、レンズのボディの方に付くので実際には隠れて見えない。
ミノルタが「ウチの高級レンズはGレンズと呼ぼう」と始めたのがこの後からなので、これは高級GレンズではないがGレンズ共通の金リングは付いている。
後継の"80-200GハイスピードAF"は白レンズになり、中古の相場は現在15万円前後。
その後継の"70-200G SSM"は、遂に超音波モーター搭載で中古24万円とか。それをSONYの新品では34万円。
それはさておき、全体にはそこここに擦り傷があるが、レンズフードも金属性・内側起毛処理で、三脚座も着いており、がっしり重たく高級感あり。
AF中に中でガッチャンと音がするが、スピードは速く正確。

もともとこのクラスのレンズは広いところで人とかを撮るレンズなのだろうが、デジタルの1.5倍で120-300mmであれば、今の季節なら鴨や鴎くらいは撮れるだろう。
エナガやシジュウカラ、ジョウビタキもアップでなければ問題なかろうし。
これまで開放F4.5とか6.3とか8とかの暗闇系レンズを主に使っていたので、F2.8の明るさは嬉しいかもしれない。
具体的評価は実地に使ってみてから。