花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

光のルネサンス2007

2007年12月20日 22時41分13秒 | 秋冬の風景
ネーミングセンスこそ最悪を飛び越えた手の届かない彼方にある何かであるが、要するに大阪市役所前で毎年やっているクリスマス前のイルミネーションである。
市役所前のは並木と仮設ゲートにLEDをくくりつけて、時々音楽と一緒に明滅させるもの。
ちょっと奥まったところまで人波に誘導されていくと、冬バラと電球のボックスと、強気な値段設定の屋台が並ぶ区域まで行き着く。

写真は、せっかくだからDRO全開で撮ってみた図。
“ダイナミック・レンジ・オプティマイザー”などというとエターナル・フォース・ブリザード”とかアクティブ・D・ライトニング”とかみたいな少年の必殺技っぽい厳めしさがある。
そもそも外人の作ったネタであるので英語は仕方ないが、何かもうちょっとマシな言葉の発明が急務であろう。

で、そのDROが効いて真っ暗だったのが浮かび上がったバラの花は、碌な光を浴びていません的なベタっとした色になって、とてもISO200の写真には見えない。しかしDROを切った版では真っ暗になって見えなくなるので、見えたことに値打ちがある。


こちらは場所を20歩移動してDROは軽くしたもの。
お客が麗しくないのが残念だが、やはり赤い方がバラらしく画面が締まる。


望遠レンズでシルエットを。
今回は本題は他所だったのでこのレンズも持ちあわせていた。
どうも昔のパチンコ屋くさくもあるが、丸が揃っているのが素朴に楽しい。