花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

花菖蒲 4

2008年06月04日 22時11分04秒 | 春夏の花
ハナショウブはノーマルなアヤメやカキツバタに比べて、園芸種的なわざとらしさが鼻に付くので、個人的にはそれらより一つ下に見ている。
でもゲルマンアイリスほどわざとらしいものではないので、それよりは上。

アヤメ、イチハツ、シャガらの仲間たちに比べて巨大といってもいい大きさは好きだ。
従って、コレくらいの大きさでアレくらいの野趣のあるカキツバタが好きなことは閑話休題。
ただしハナショウブの豊富な色・模様バリエーションの良さを認めるのは、やぶさかでもない。

 
ところで、この季節は鳥より蝶狙いが多いので持ち出すレンズに80-200F2.8を選ぶことが多い。
充分に高品質な映像を出し、壊れかけの100-400APOよりもAF信頼性が高いので、それはそれで良い。

で、王様レンズたる135STFと撮り比べをしてみた。
三脚を持ってなかったので角度が変わっている適当な比較だが、左側のボケが滑らか過ぎるのがSTF、右側のボケに輪郭があるのが80-200F2.8。
STFのが青っぽくて彩度も高いのは今まで気付いてなかった。
マーしかし格が違いすぎる。改めてSTF素晴らしい。
普通使いにはズームとAFのできる80-200が便利なのは当然だが、本気で花を撮る気分なら代替品にできないな。