花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

迦陵頻

2008年06月19日 21時40分45秒 | 春夏の風景
藤森神社・アジサイ祭に奉納されたガリョウビンの舞楽。
1枚目は自重して後姿から。

舞楽で子供4人での舞は、鳥の迦陵頻伽と蝶の胡蝶のバリエーションがある。
藤森神社鳴鳳雅楽会は舞手のお子さんも募集中とのことであった。


手にはカスタネット大のシンバルのような銅拍子を持っている。
この手前の子が一番年上っぽく、舞の所作も一番覚えていたので他の子もそれを参考に乗りきれた雰囲気であった。
隣の子の不安げなチラチラ見に惑わされることもあったようだが、その隣の子は舞いに大きさがあって良かった。


私の見ていた角度では終始この柱が邪魔になったが、良い角度は子等の親族に譲るくらいの良識は私にも、ある。
神社の舞殿の大きいのは良いが、柱が太いのは困り物だ。




舞の始まる直前の解説タイム、舞台袖からはみだし気味で何やら楽しげな図。
そのタイミングで楽しげなのは良いことだ。
こういう図も千年以上前から多分変わらずにあるだろう風景だと考えると凄い。

それよりも少し前、一般客の入れるラインで友達さんと挨拶か。
本番より、むしろこういった図の方で写真というものの面白げな部分が発揮される。
おっちゃんの後姿も、耳が赤くて嬉しそうだ。
羽が落ちかけているのは後で直してもらっただろうか。