花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

雛芥子

2008年06月13日 22時19分44秒 | 春夏の花
植物園の花壇のヒナゲシ。
背景で色がぐしゃぐしゃに混ざっている部分が綺麗。
草の茎がもっとシャキっとしていれば絵的に良かったかと思うが、仕方のないことなので言うまい。

この日は、先日アップ分のシモツケの花と同じく、日陰にある花の背景を日向にしてピカピカの雰囲気を出したい気分だったのでこれもそれに同じ。


花が終わって実になる部分に花びらの残りが引っかかっているもの。
何か捨て置きがたい絵面であった。


ヒナゲシは別名を虞美人草というらしい。
ヒナゲシは園芸種的にいろんな種類があるので、さぞやたくさんの虞美人がいることだと思うが、花の時期が終わってしまえばどれも同じだ。

ヒナゲシは芥子だが阿片にもならない無害なものでもある。
綺麗なだけより、せっかくだから何かもうひとひねり欲しい。

京鹿子

2008年06月13日 21時37分10秒 | 春夏の花
こちらがキョウカノコ。
前ページのシモツケの花と混同していたのをご指摘頂けたので修正。
花の付き方、花びらとワサワサのバランスが違う。葉の様子も違うとのこと。

府立植物園は、丁寧に飾り咲かしてある花もあれば無造作に咲かしてある花もあって、個人的には後者が有り難いが、撮った後でモノの名がわからなかったりもする。

下野と京は栃木と京都である。
京都人の私は日本地図で栃木の正確な位置を指差せといわれれば間違うかもしれない。
名前の由来はわからないが、面白げな名の花だ。