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ミスミソウ・1~城山

 キンポウゲ科イチリンソウ属の「ミスミソウ(三角草)」。関東地方以西の山間部に分布しており雪の下でも常緑であることから「ユキワリソウ(雪割草)」とも呼ばれている。花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。その色はピンクなど変化が多く萼片の枚数も様々。葉は三角形で3つにわかれ先端はやや尖る。近縁のスハマソウ(洲浜草)も雪割草と呼ばれるがスハマソウの葉先は丸くなる。これは城山の雑木林のもの。
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ザゼンソウ・1~開花

 光背のような仏炎苞に包まれて僧侶が座禅を組む姿に見立てて名付けられた「ザゼンソウ(座禅草)」。サトイモ科ザゼンソウ属の多年草で僧侶を達磨大師として「ダルマソウ(達磨草)」とも呼ばれている。中心の肉穂花序には約100個の両性花があり、先に雌蕊が成熟しその後雄蕊が成熟する。開花の際には肉穂花序が発熱して温度は20℃程度に保たれ周囲の雪を融かすという不思議な特徴を持っている。
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ウグイスカグラ・1~開花

 長沼公園“霧降の道”に生育している「ウグイスカグラ(鶯神楽)」。スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木でウグイスが鳴く頃に開花することで名付けられているが、真冬でも時々開花しているのを見掛ける。花冠は漏斗状で下向きに咲くが、写真の花は元気良く『春が来た!!』と告げている。
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