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ハルニレ・3~雌性期

 雄性期では赤紫色の雄蕊が目立っていたが、雌性期になると雄蕊はすっかり無くなって花序には白い雌蕊の柱頭が目立ってくる。個体によっては柱頭が淡紅色のものもあるようだ。この界隈ではアキニレは普通に見掛けるがハルニレはほとんど見られない。
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ハナネコノメ・1~蛇滝道

 裏高尾“蛇滝道”で多く見られる「ハナネコノメ(花猫の目)」。ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で山地の渓流沿いなど湿気の多い場所に生育する。花径は4~5ミリで花弁のように見えるものは萼片。雄蕊は8本で花粉を出す前の葯は紅色。花粉を出すと黄色くなる。やはりこの花は毎年見たい。
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イケノミズハコベ

 府中“郷土の森公園”付近の多摩川の水辺に繁茂していた「イケノミズハコベ(池の水繁縷)」。オオバコ科(←アワゴケ科)アワゴケ属の多年草でヨーロッパ原産。平成2年(1990年)に山梨県で初めて発見され各地に帰化している。多摩川では在来種のミズハコベも多く生育しているが、ミズハコベの沈水葉は線形になるのに対して本種は気中葉と沈水葉がほぼ同形になる。
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