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ヒゴスミレ・1~開花

 葉が細かく裂けるのが特徴の「ヒゴスミレ(肥後菫)」。スミレ科スミレ属の多年草でエイザンスミレの葉が深く3裂するのに対して本種は更に細かく5裂する。肥後の名が付くが秋田県男鹿半島を北限に本州、四国、九州まで分布している。エイザンスミレが半日陰を好むのに対してこれは陽当たりの良い野原などに生育する。
 今朝、我が家の裏でウグイスの初鳴きを聞いた。まだへたくそで『ホーケキョ、ホーホケキョキョ』とぎこちない。
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エイザンスミレ・1~高尾林道

 高尾山で多く見られる「エイザンスミレ(叡山菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で葉が深く3裂するのが特徴。比叡山の名前を付けられているが、青森県から九州まで広く分布している。これは“高尾林道”のもの。
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フサザクラ・1~日影林道

 奥高尾“日影林道”の萩原作業道登り口付近に生育している「フサザクラ(房桜)」。去年の晩秋にここにあるのを知り今年の開花を待っていた。サクラの名が付くがサクラとは無縁で樹皮の様子がサクラに似ていることからの命名。フサザクラ科フサザクラ属の落葉高木で日本では1科1属1種の珍しい植物であり世界でも3種しか確認されていない。花には花弁や萼片が無い雄蕊と雌蕊から成る“無花花被(裸花)”で、進化段階が低い原始的な植物と考えられている。雄性先熟で写真の赤い棒状のものが雄蕊。この後雌花が展開する。
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