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イヌショウマ・1~奥高尾

 奥高尾“もみじ台”で咲き始めた「イヌショウマ(犬升麻)」。キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草で、サラシナショウマよりは花期が早い。秋に長さ10~15センチの穂状花序を伸ばし多数の雄蕊が目立つ花を咲かせる。花弁状の萼片は開花後にすぐに落ちるが、写真のものはまだ残っているように見える。
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ミズヒキ

 タデ科ミズヒキ属の「ミズヒキ(水引)」。半日陰の林内に生育する多年草で花径はわずか3~4ミリ。上部の花被片は赤く左右のものは紅白のツートンカラーで下部のものは白い。この紅白の様子をお祝い品などに掛ける“水引”に譬えている。この“水引”の起源は飛鳥時代の遣唐使の小野妹子が隋から持ち帰った下賜品に紅白の麻の紐が使われていたことが始まりと言われている。
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