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タムラソウ・1~開花

 キク科タムラソウ属の「タムラソウ(田村草)」。初秋にアザミにそっくりな花を咲かせるがアザミ属とは異なり葉や茎にトゲは無い。草丈は1メートル以上になり茎の先端に直径3~4センチの頭状花序を付ける。葉は羽状に深裂し裂片は4~7対ある。アキノタムラソウなどとは全く様子が異なるので、お互いにややこしい名前ではある。これは奥高尾のもの。
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アキノタムラソウ

 シソ科アキギリ属の「アキノタムラソウ(秋の田村草)」。草丈は40~50センチで長さ1センチほどの唇弁花を段々に咲かせる。その名の由来は不明だが“田紫”が転訛したという説がもっともらしい。
 この仲間のハルノタムラソウやナツノタムラソウを合わせて“田村三兄弟”が揃っている。その三兄弟の田村正和さんが今年4月に77歳で逝去された。『眠狂四郎』や『古畑任三郎』などで活躍された姿をこの花を見るたびに思い出す。これは奥高尾のもの。
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