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カシワバハグマ・1~高尾山いろはの森コース

 キク科コウヤボウキ属の「カシワバハグマ(柏葉白熊)」。草丈は50~60センチで秋に茎の上部に頭状花序を穂状に付ける。頭花は直径3~4センチで10個ほどの小花からなる。花はコウヤボウキやオクモミジハグマなどにも似ているが、葉身は10~20センチの卵状長楕円形で縁に粗い鋸歯がある。これは高尾山“いろはの森コース”のもの。
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マヤラン・2~二季咲き

 長池公園の歩道脇に顔を出した「マヤラン(摩耶蘭)」。ラン科シュンラン属の多年草で自身ではほとんど葉緑素を持たずイボタケ属やベニタケ属などと共生する菌従属栄養植物。花は6~7月に咲き、夏を過ごした後、9~10月に再び咲く“二季咲き”の性質がある。マヤランは地中の根茎が枝分かれしてしばしば大きな群生を作るが、個体群の消長が激しく数年で消えてしまうこともある。ここでは1株だけで群生ではないが、こうして毎年顔を見せてくれると嬉しい。
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