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ジャコウソウ・1~旧甲州街道

 シソ科ジャコウソウ属の「ジャコウソウ(麝香草)」。去年初めて見た時は奥高尾の日影林道だったが今年はここ旧甲州街道“小仏峠”下の登山道で見ることができた。赤紫色の花冠は4~5センチで上唇は短く下唇は3裂して中央の裂片が長く伸びている。“麝香”の名が付いているが花には香りが無い。葉を揉んでみると微かな芳香を感じた。
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ノダケ・1~雌性期

 セリ科シシウド属の「ノダケ(野竹)」。本州以南の山野に生育しシシウド属としては珍しく暗紫色の花を咲かせる。9~10月茎の上部に複散形花序を出して小さな5弁花を多数付ける。咲き初めは雄性期で5枚の花弁があるが雌性期になると花弁は落ち、2裂した雌蕊の柱頭が突き出る。花の直径は3~3.5ミリで柱頭の長さは1ミリほど。
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スイフヨウ・1~柳沢

 柳沢の池公園付近の遊歩道に植栽されている「スイフヨウ(酔芙蓉)」。アオイ科フヨウ属の落葉低木で朝の咲き初めは純白だが午後になると酔った顔のように赤く変化する。写真は“くす玉咲き”と呼ばれる八重の園芸品種で紅白に分かれるのが面白い。
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