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ケムラサキニガナ・5~果実

 キク科アキノノゲシ属の「ケムラサキニガナ(毛紫苦菜)」。基本種のムラサキニガナの花茎は無毛だが本種には毛がある。6~8月に茎の上部に直径1センチほどの頭花を数個付ける。花は8~12個の舌状花からのみなる。果実は痩果で長さは3~4ミリ。先端に長さ4ミリほどの冠毛がある。これは奥高尾“萩原作業道”のもの。
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シシウド・3~開花

 長池公園“ながいけの道”で見られる「シシウド(猪独活)」。セリ科シシウド属の多年草で日本全土の陽当たりの良い山地の斜面などに生育している。草丈は1~2メートルにもなり夏に大型の複散形花序を出し多数の小花をまるで花火が開いたように咲かせる。シシウドは発芽してから開花するまでに4~5年掛かり花が咲くと果実を稔らせて枯死する“一稔性植物”。そのため開花する場所が通常の多年草のように同じ場所ではなく、4~5年毎に位置を変えて咲いている。
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