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野鳥・71~白カワラバト

 浅川の土手で見掛けた白い「カワラバト(河原鳩)」。ハト科ハト属の留鳥で「ドバト(土鳩)」とも呼ばれている。カワラバトの原種は自然界では既に絶滅しており今見られるものは伝書鳩や観賞用に一度飼育されたものが再び野生化したもの。その中に突然変異で白い個体が生まれたりすると人間の手によって選別され白いハトが増やされたのだろう。神社の境内などで多くのハトが集まっている中に稀に白いハトがいる。

♪♪人はだれも 悪いことを
  おぼえすぎた この世界
  築きあげた ユートピアは
  こわれ去った もろくも
  だれも見えない 廃墟の空
  一羽の鳩が飛んでる 真白い鳩が
  生きることのよろこびを
  今こそ知る 人はみな
(『廃墟の鳩』 作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦
歌:ザ・タイガース 昭和43年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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ミズタマソウ・4~小宮公園

 小宮公園“かわせみの小道”で見られる「ミズタマソウ(水玉草)」。アカバナ科ミズタマソウ属の多年草で8~9月に長さ2~3ミリの小さな白い花を咲かせる。花後に出来る果実の様子を“水玉”に見立てている。同属のウシタキソウに比べると比較的低地の野山で見られる。茎頂に蕾が見えるがその表面には毛が無い。
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ウシタキソウ・4~花

 アカバナ科ミズタマソウ属の「ウシタキソウ(牛滝草)」。同属のミズタマソウが低地の山野でも見られるが本種は山地に多い。草丈は40~50センチで7~8月に葉腋から花序を出し直径2~3ミリの小さな花を咲かせる。花弁は2枚でミズタマソウと同じようにハート形になる。ミズタマソウの葉は長卵形になるのに対してウシタキソウの葉の基部がやや凹む。またミズタマソウの茎の節には赤みがあるがウシタキソウには無い。写真の蕾の見ればわかるがウシタキソウの萼片には細かい毛が見える。
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