オニルリソウ･3～開花

　ムラサキ科オオルリソウ属の「オニルリソウ（鬼瑠璃草）」。北海道～九州の山地に生育する越年草～二年草で草丈は60～80センチ。7～8月に茎の上部に数本の花序を伸ばし直径3ミリ程度の淡青紫色の花を点々と咲かせる。多年草ではないので生育場所が安定せず、去年見ていた場所では見当たらなかった。この日は“日影林道”から分岐し“いろはの森コース”の麓と交差して“日影沢林道”を少し進んだ。

キンギョソウ･2～果実

　オオバコ科（←ゴマノハグサ科）キンギョソウ属の「キンギョソウ（金魚草）」。6～8月に赤、黄、白などの金魚に見立てた可愛い花を長く咲かせるので花壇では重宝されている。ところがその果実は花の可愛らしさとは真逆で何とも不気味な“ドクロ顔”になる。毎年記事にしているのでいささか食傷気味ではあるが見つけるとその顔つきを確認している。