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カワラナデシコ・2~多摩川

 ナデシコ科ナデシコ属の「カワラナデシコ(河原撫子)」。陽当たりの良い野原や河原に生育する多年草で草丈は30~80センチになる。秋の七草のひとつで昔から日本人には馴染み深い。ここは多摩川土手だが、イネ科植物が生い茂る中でこういう花を見つけると嬉しい。花径は4~5センチで花弁の先端が細かく糸状に裂けている。
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ニセシマニシキソウ・1~日向

 トウダイグサ科ニシキソウ属の「ニセシマニシキソウ(偽島錦草)」。トウダイグサ科ニシキソウ属の一年草で当地の愛好家の方が道端で見つけて専門家に知らせたと聞いた。同属のシマニシキソウは熱帯アメリカ原産とされ日本では本州以南に帰化している。ニセシマニシキソウは『帰化&外来植物見分け方マニュアル950種』によると、2013年に千葉県で発見されたばかりの新しい帰化種で、2000年には既に三重県で採集されていたという。神奈川県でも帰化が報告されており東京都も時間の問題だったようだ。シマニシキソウは各葉腋に花序が付くが本種は茎頂だけに花序が付く。すぐ横に生えているのはコニシキソウ。これは都道相模原立川線503号の日向バス停近くの路傍のもの。
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