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シロバナガガイモ

 野猿街道沿いのファミレスの植栽に蔓を伸ばしている「シロバナガガイモ(白花羅摩)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)ガガイモ属の多年草で陽当たりの良い野山や河川敷などに生育している。8~9月に葉腋から短い円錐花序を出し直径1センチほどの花を数個固まって咲かせる。ガガイモの花は淡紅紫色のものが多いが時々こういう白花品種を見掛ける。
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ヨコグラノキ・3~果実1

 クロウメモドキ科ヨコグラノキ属の「ヨコグラノキ(横倉木)」。本州~九州の山地に生育する落葉中高木で5~6月に葉腋に直径3~4ミリの黄緑色の小さな花を多数咲かせる。そろそろ果実が稔っている頃だと思い訪れたが、何故か枝にはその姿が全く見えない。あれほど花が咲いていたのに不思議に思ってふと足元を見ると小さな果実がたくさん落ちている。当地は梅雨が明けてからほとんど降雨が無く、陽当たりの良い地面はカラカラ。おそらく水切れで樹は止む無く果実を落としたのだろう。それでもあちこちの枝を探して残っている果実をやっとひとつ見つけた。果実は長楕円形の核果で長さは7~8ミリ。熟すと黄色から赤くなる。
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