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ハナネコノメ・4~小下沢林道

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の「ハナネコノメ(花猫の目)」。高尾山系の各所から開花情報が届き始めている。山地の渓流沿いの岩場や湿った場所に生育する多年草で、いつもは蛇滝道や6号路などで観察しているが、この日は裏高尾の小下沢(こげさわ)林道を歩いてみた。この株の葯は紅色というやり少しオレンジ色掛かっている。
 さて小下沢林道は2019年の台風19号による土砂崩れが各所で発生し、ここ数年、平日・土曜日は山道改修工事で通行止めが続いており日曜日だけが工事休止で“通行注意”となっている。ちょうど今は林道入口にある木下沢梅林が花盛りで特に日曜日は大混雑。高尾駅からのバス便もいつもはガラガラなのに増発されて同時刻にバス3台が運行している。普段なら混雑を避けて決して日曜日には高尾山系には行かない私だが、この林道を歩くためにやむなく日曜日に出掛けた。案の定、梅林付近は大混雑だったがその先は登山者やトレイルランナーと時々すれ違うくらいで早春の山歩きを楽しめた。ところで地図では林道のほうは“小下沢”なのに梅林は“木下沢”の表記になっている。これがどういうことなのか良くわからない。
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コセリバオウレン・4~果実

 早春に可憐な花を咲かせる「コセリバオウレン(小芹葉黄連)」。キンポウゲ科オウレン属の多年草で雌雄異株。雌花には10本前後の雌蕊があり果実は袋果で車輪状に稔る。袋果の長さは1センチほど。
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