元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
アメリカスズカケノキ・8~集合果
昭和記念公園で多く見られる「アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木)」。スズカケノキ科スズカケノキ属の落葉高木で北アメリカ原産。日本には明治時代に渡来した。4~5月に球形の雌雄の花序を出し果実は晩秋に稔る。写真は樹の下に落ちた果実で球形の表面に痩果が密生する集合果になる。冠毛は痩果の基部のほうが起点となって拡がっており、タンポポの果実の冠毛とは逆の形になる。痩果が全て飛び散ると中心にネギ坊主のような芯が残る。高い枝にある時はモミジバフウの果実に良く似ているが落果するとほぐれて全く違うのがわかる。
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