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ユキワリイチゲ・4~啓蟄

 今日は二十四節気の“啓蟄”。大地が温まり冬眠をしていた虫が地上に這い出してくる頃になる。しかし今日は真冬の寒さで冷たい雨予報。山間部では積雪の可能性もある。地中から出ようとしていた虫もまた逆戻りしそうだ。ところで啓蟄は現在主に利用される定気法で太陽黄経が345度になる日とされ通常は3月5日か6日のどちらかだが、105年前の1919年には3月7日があり64年後の2088年は3月4日になるようだ。
 写真はキンポウゲ科イチリンソウ属の「ユキワリイチゲ(雪割一華)」。本州西部~九州に分布する多年草で早春に残雪の下から花茎を伸ばして茎頂に可憐な花を一輪咲かせることから名付けられている。当地では自生は見られないが野草園などに植栽されている。
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ヒョウタンボク・1~冬芽

 スイカズラ科スイカズラ属の「ヒョウタンボク(瓢箪木)」。北海道~四国の山野に分布する落葉低木で4~6月にスイカズラに良く似た花を咲かせる。花は咲き初めは白く次第に黄色くなるので「キンギンボク(金銀木)」とも呼ばれている。果実は液果で6~7月に稔り2つの果実が合着して瓢箪状になる。有毒なので要注意。写真は冬芽の様子ですぐ下の葉痕には笑顔が見える。
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