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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

サッカー応援団の魂

2011-05-30 | サッカー応援
 先日のパウリスタ杯決勝、最終戦。サントスFC応援団、トルシーダ・ジョーベンでは、出発前に、恒例の結団式があります。壇上に、応援団の創設者や会長ら幹部が立ち、みんなを激励します。テレビの取材も、よくこの場に来ます。

 この日のある幹部の言葉には、感激をしました。

「サッカーをただ、観戦するだけの人は、僕らと一緒に行かないでください。サントスの応援団なんだから、コリンチャンスに勝ちに行くのは、僕らなんだから!」

 みんな、この日のチケットを手に入れるために、朝5時から列に並んだいる人もいるくらい、大変な思いをしています。だけど、単純に観戦に行くためだけではないのです。
 チームと共に戦う。これぞ、応援団の魂なのです。

 どこの応援団もそうですが、試合中の90分間、ジョーベンは一時もサンバの演奏を止めません。そして、私たち応援団もずーっと歌を歌い続け、拍手をし、ジャンプをしながら応援をしています。

 応援の甲斐あり、この日は、2-1でサントスFCは、2年連続、パウリスタ杯で優勝しました。

 今は、リベルタドーレス杯の準決勝。明後日には、パラグアイに向けて応援団のバスが出発します。バス30時間で敵地に乗り込みます。行きたいけれど、息子は学校を3日休むことになるので、ちょっと無理はできません。
 こんなことでは、応援団の資格はないかな? (笑)
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毎日がジョーベン

2011-05-14 | サッカー応援
 金曜日 朝、サッカー観戦チケットの列に並ぶ、夜、サンバ練習、土曜日 フェスタ・ド・ショッピ(ビール飲み放題、サンバ応援大会)、日曜日 サントスで試合(パウリスタ杯決勝!)、月曜日 リベルタドーレス杯のチケットの列に並ぶ

 この4日間、毎日、ジョーベン、ジョーベン(サントスFC応援団)。行く場所も同じなら、会う人も同じ。朝会い、仕事の後、また同じ場所で、同じ人たちに会い、みんなお互いに、よく来ているものだと感心をしています。

 実は一昨日もジョーベンで、サントスFC リベルタドーレス杯の観戦をしました。試合の場所は、コロンビアだったので、クアドラ(体育館)の大型スクリーンで、みんなで観戦。スタジアムと同様、太鼓を叩きながらの白熱した応援。写真のように、発炎筒をたき、会場は真っ赤でした。

 今日から4日間もカーニバル並みのハードスケジュール。サントスがうまく勝てますように! リベルタドーレスで優勝すれば、サントスは日本で戦うのです。

 夢が一歩ずつ現実に近づいています。
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オ・ペイシのサッカー観戦

2010-07-11 | サッカー応援
  日本のニュースでは、ブラジル関係の悲しい事件が2つ報道されているようで、ブラジルに住んでいる者としては、胸が痛みます。
 今日はワールドカップの決勝戦。ブラジルは、この決勝までたどりつくことができなかったのは、とても残念です。

 沖縄でサンバ居酒屋「オ・ペイシ」をやっていたとき、ワールドカップのブラジル戦といえば、オ・ペイシに欠かせないお客さんがいました。
 ドナ・オウガ。サンパウロ出身で日本に暮らして、もう20年以上になるでしょうか。試合の度に、1970年のメキシコ大会の時から試合の記録を書きとめているノートを持って、いつもオ・ペイシに試合観戦に来てくれていました。

 2002年、2006年とオ・ペイシでドナ・オウガと一緒にブラジルを応援しました。ブラジルのTシャツを着て、記録ノートには、出場選手やゴールを決めた選手を書いていました。そんなドナ・オウガの熱心な応援ぶりは、地元紙の琉球新報が取材に来たほどでした。
 今年はドナ・オウガと共にブラジルを応援することができませんでしたが、ここ3年、沖縄サンバカーニバルでは毎年、沿道に来てくれ、挨拶を交わしています。きっと今年もカーニバルで会えることでしょう。
 
 悲しい事件が続く最中、ドナ・オウガのようなブラジル人もいることを知ってもらいたいと、ふと書いてみました。
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サッカーでベスト応援賞を受賞!

2010-07-02 | サッカー応援
 ワールドカップ本戦の最中、私たちは、ベスト応援賞を受賞しました!

 といっても、応援したのは、ワールドカップではなく、サンパウロのサンバリーグが主催したチーム対抗戦です。
 ふだん、サンバで勝負をしているチームが、それぞれサッカーチームを作り、サッカーで戦ったのです。
 そこで、我がサントスFC応援団のサンバチーム、ジョーベンは「ベスト応援賞」を受賞しました。

 サッカーの試合は、3対0で敗れたのですが、さすが応援団。
 餅は餅屋で、応援にかけては、どこのチームにも負けません。
 まずは、スタンド席に集まった応援団の人数からして、他チームより圧倒的に多いのです。応援旗もたくさん持っていますし、応援歌は、ふだんサントスFCを応援している歌が次々に出てきます。

 私もこの日初めて、バテリア(打楽器隊)で練習を始めてからの夢であった、「サッカーの試合でカイシャ(スネアドラム)を叩く」が実現しました。感激! 気持ちよかった~
 
 サントスFCの試合では、楽器は6台しか持って行けないので、私が叩くことは、まずありえないのですが、サンバチーム対抗の試合だからこそ叩けたのです。

 次は4年後のブラジル開催のワールドカップで、日本代表の応援でカイシャを叩きたいものです。(笑)
 さて今日は、ブラジル対オランダ戦。ブラジルは勝ち進めるでしょうか?
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二重国籍のワールドカップ観戦

2010-06-29 | サッカー応援
 今日のブラジル×チリのワールドカップは、午後3時半からの試合で、朝からサンパウロの町は、そわそわとしていました。
 
 ほとんどの会社は12時までですから、みんな仕事は午前中に片付けなければなりません。カナリア色のブラジル代表のユニフォーム姿で出勤する人も多く、道行く人すべてが「国体選手」みたいでおかしな光景です。
 
 試合中は、ほら貝のような音がするブブゼーラが町中、響き渡り、うるさいったらないです。
 3対0で勝ち、まずは、みんな胸をなでおろしています。

 今日はいよいよ日本×パラグアイ戦。ブラジル戦の日は、当然のように学校が休みになり、中学1年の我が家の息子も、外に向かってブブゼーラを吹いて応援をしています。
 しかし、日本戦の日は、いくら何でも学校は休みになりません。

 ただでさえ、沖縄サンバカーニバルや法事で学校を休んでいる息子。それ以外は、一日たりとも学校を休まないようにしているのですが、今日の日本戦は、「仮病を使って、早引きをする」と父親と企てています。
 
 日本のユニフォームを着て、ブブゼーラを持った父親が学校に迎えに行ったら、いくら何でも先生にバレバレだと思うのですが、上手く学校を抜け出せるでしょうか?

 日本、ブラジルと二つの国籍を持っていると、ワールドカップを応援する国も二つあって忙しくなります。
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日曜日のワールドカップ

2010-06-21 | サッカー応援
 ブラジルでサッカーのワールドカップを過ごすのは、久しぶりのことですが、相変わらずのブラジル人の徹底した応援の姿勢には脱帽です。
 
 会社も銀行も役所も、ブラジル戦の日は仕事を全部休みにしてしまうのです。

 1戦目のブラジル VS 北朝鮮 の試合は、火曜日の午後3時半からの試合だったのですが、会社は正午まで。社員は、12時から一斉に帰宅、あるいは、どこかの飲み屋や、パブリック・ビューイングをしているところで試合観戦をします。
 
 銀行の窓口は、ふだんは、午前10時から午後4時までやっているのですが、この日の窓口業務は午後2時まで。
 ショッピングセンターも試合中は、全館閉館。マクドナルドまでシャッターを下ろしているのです!

 そりゃ、みんなソワソワするはずです。
 でも、今日の2戦目 ブラジル VS コート・ジボワールの試合は、日曜日。仕事が休みにならないので、町の様子も前回の試合より、どことなく、静かだったようなのは、気のせいでしょうか。

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アルキバンカーダは楽しい!

2010-06-01 | サッカー応援
 日本から帰って来て、時差ボケ真っ只中。毎日午前3時に起きているのですが、昨日はサッカーの試合 サントスFC 対 コリンチャンスFCに行ってきました。
 応援団の一行、約2,000人は、地下鉄を丸ごと貸切で試合会場まで行きました。これは、遠足みたいで、とってもワクワクします。
 
 この写真、球場の応援席のように見えますが、地下鉄の駅の下りエスカレーターです。ずっと応援歌を歌っているわけですから、球場とやっていることは変わりありません。

 対戦相手ごとに、敵チームをけなす歌、というのが何パターンもあり、みんなこれを実に楽しそうに歌うのです。球場に着いてからは、敵の応援団が実際にその場にいるので、ますます、けなし甲斐が出てきます。
 「チーム100周年なのに、リベルタドーレス杯から落ちた!」「永遠に2軍に留まれ!」とさまざまな歌があります。
 敵も負けずに、歌い返してきます。こう言えば、ああ返す、で一種のかけ合い漫才のようなものでしょう。
 
 自分のチームを心から応援する歌も何パターンもあります。昨日の試合は、特にノンストップで、ずっと歌っていました。
 サッカーの応援歌のいいところは、歌が短く、歌詞も簡単で覚えやすいことです。外人の私でも、すぐに覚えられます。

 スタンド席、アルキバンカーダの応援は実に楽しかったのですが、残念ながらサントスは4対2で破れてしまいました。また次回に期待です。
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講仲間

2010-05-28 | サッカー応援
先日、祖母の七回忌があり、5泊6日という、私にとってはこれまでの最短の滞在期間で日本へ行って来ました。
 飛行機を3本乗り継ぎ、ドアーツードアーで、片道36時間の旅ですから、できれば長く滞在したいものですが、法事では、ゆっくりもしていられません。

 法事の前日に行われるのが、「お逮夜様」(おたいやさま)という地元の人によるお参り。この日は、お坊さんではなく、講仲間という、いわゆる隣組の人たちが、自分たちでお経を上げます。
 講仲間は、江戸時代に始まったそうで、土葬だった頃、お墓を掘るのに、人手が必要というので、近所の人たちが助け合うようになったそうです。
 
 我が家の講仲間は、10軒で、苗字がどの家も「加藤」というのだから、血の濃さがわかります。
 沖縄で、集落のみんなが、照屋さんや、金城さんばかりだったのと、同じような気がします。
 また、沖縄には「模合」(もあい)があり、昔からの知り合いが、毎月お金を出し合って、助け合いをしていましたが、この講仲間にも同じような連帯感があります。

 沖縄と名古屋、場所が違っても、地方の地元密着度には、共通点があります。
 そして、法事を終えて、いざブラジルへ戻ってくると、町はワールドカップ一色になっていました。これも、ある意味、みんなが「ブラジル」という一つのものを応援する、地元密着型の大行事だと思います。

 写真は、講仲間のお参り
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ワールドカップのアルバム

2010-05-18 | サッカー応援
 「アルバムのコレクションしてる?」
 サッカーのワールドカップ開幕を前に、ブラジルの子供たち、いえ大人たちの間でも、この言葉が合言葉になっています。
 
 中学1年の息子は、このブラジルの国民的アルバムを先週末、完成させました。
 
 出場国の選手全員の顔写真と各国代表のトレードマークなど、全部で何と640枚ものカードを集めるのです。
 このカードを息子は毎日のようにバンカ(キオスク)で買っては、友達と交換をして、コレクションを進めていました。
 こんなのは、子供の遊び、と思っては大間違い。大人も必死になり、過熱の末には、このカードの強盗団まで出現し、社会問題にまで発展しています。

 息子が最後に取った手段は、近くのバンカの前で、カードを買いに来る人を待ち伏せして、その人と交換。そして、640枚目、最後の1枚は、近くのバール(食堂)の店長に、自分に不足しているカードの番号を伝えておいて、バールのお客さんから集めてもらい、大感激していました。

 過去2回のワールドカップは、我が家は、沖縄のサンバ居酒屋、オ・ペイシで、お客さんと一緒に観戦を楽しみましたが、今年は12年ぶりにブラジルで観戦です。
 これもまた、楽しみです。

 写真は、最後の1枚をアルバムに貼る喜び!
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SANTOS FC 優勝!

2010-05-06 | サッカー応援
 12時間、チケットを買う列に並んで、ようやくゲットしたパウリスタ杯 決勝のチケット。
 12時間も飛行機に乗れば、サンパウロからニューヨークまで行くことができます。列の前後の人とは、一緒に旅をした人のように仲良くなりました。

 この我慢の甲斐あり、決勝でサントスFCは、優勝を手にしました!!!

 去年は同じパカエンブー球場の決勝で、コリンチャンス相手に敗れたサントス。その悔しさの反動で、この優勝にはジーンとくるものがありました。

 息子は優勝の記念のたすきをして、はしゃいでいました。

 写真は、サントスFC応援団、トルシーダ・ジョーベンの祝賀会。中央で太鼓を叩いているのは、ジョーベンのサンバチームの生粋の応援団メンバー。夫も中太鼓、カイシャを叩いて、うかれていました。(笑)

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