ブラジルの国内線、TAM航空がサンパウロのコンゴーニャス空港で墜落して、200人が亡くなった事故から今日で5日になります。事故当日、真っ赤に大炎上していた現場は、今でも煙が立っており、消防士は遺体を探し続けています。ブラジルの飛行史上、最悪の事故だそうです。
ポルトアレグレ発サンパウロ着のこの飛行機には、167人の乗客が乗っていました。ポルトアレグレでの仕事が予定より早く終わり、サンパウロの家族のもとへ早く帰るために、予約の時間を早めてこの便に乗ったビジネスマンがいました。
また別の男性は、ポルトアレグレの親戚を家族3人で訪ね、一緒の便が取れなかったために、自分1人だけが先の便でサンパウロに戻りました。後の便で来る奥さんと1歳半の息子さんをコンゴーニャス空港で待っていたところ、奥さんたちが乗っていた飛行機が墜落し、「なぜ自分もこの便に乗らなかったのだろう」と何度も繰り返し、悔やんでいたそうです。
コンゴーニャス空港は、サンパウロ市中心部の近くにあり、付近には高層ビルが立ち並び、パイロットはその間を縫うようにして、着陸します。空港の前の道路を車で走っていても、飛行機の離着陸が目の前で見ることができるほどです。
空港ができた数十年前は、周囲は空き地に近かったのに、サンパウロの急速な発展で、コンゴーニャス空港の周辺は、大都会になってしまったのでしょう。1日に600便もの飛行機が発着しているそうです。
事故の原因は、①滑走路の整備が不完全で、雨で滑った ②機体の右ブレーキの一部が故障していた ③空港が狭い などさまざまな見解が出ていますが、解明はこれからです。
今回の飛行機事故のニュースを知るにつれ、どこかと似ている、と思いました。私が7年間暮らした沖縄の嘉手納基地や普天間基地です。
米軍の元空軍パイロットが言っていましたが、「着陸するときに、民家がこんなに近くに見える空港は、他の基地にはない」とのことです。実際、自分の沖縄滞在中に、ヘリコプターが普天間基地のすぐ近くの沖縄国際大学に墜落しています。
コンゴーニャス空港も危ないですが、海水浴をしていて米軍のパイロットの顔が見えるほど飛行機が近くを飛ぶ沖縄の状況も本当に危険だと、地球の反対側に来て、つくづく思い知らされました。
ポルトアレグレ発サンパウロ着のこの飛行機には、167人の乗客が乗っていました。ポルトアレグレでの仕事が予定より早く終わり、サンパウロの家族のもとへ早く帰るために、予約の時間を早めてこの便に乗ったビジネスマンがいました。
また別の男性は、ポルトアレグレの親戚を家族3人で訪ね、一緒の便が取れなかったために、自分1人だけが先の便でサンパウロに戻りました。後の便で来る奥さんと1歳半の息子さんをコンゴーニャス空港で待っていたところ、奥さんたちが乗っていた飛行機が墜落し、「なぜ自分もこの便に乗らなかったのだろう」と何度も繰り返し、悔やんでいたそうです。
コンゴーニャス空港は、サンパウロ市中心部の近くにあり、付近には高層ビルが立ち並び、パイロットはその間を縫うようにして、着陸します。空港の前の道路を車で走っていても、飛行機の離着陸が目の前で見ることができるほどです。
空港ができた数十年前は、周囲は空き地に近かったのに、サンパウロの急速な発展で、コンゴーニャス空港の周辺は、大都会になってしまったのでしょう。1日に600便もの飛行機が発着しているそうです。
事故の原因は、①滑走路の整備が不完全で、雨で滑った ②機体の右ブレーキの一部が故障していた ③空港が狭い などさまざまな見解が出ていますが、解明はこれからです。
今回の飛行機事故のニュースを知るにつれ、どこかと似ている、と思いました。私が7年間暮らした沖縄の嘉手納基地や普天間基地です。
米軍の元空軍パイロットが言っていましたが、「着陸するときに、民家がこんなに近くに見える空港は、他の基地にはない」とのことです。実際、自分の沖縄滞在中に、ヘリコプターが普天間基地のすぐ近くの沖縄国際大学に墜落しています。
コンゴーニャス空港も危ないですが、海水浴をしていて米軍のパイロットの顔が見えるほど飛行機が近くを飛ぶ沖縄の状況も本当に危険だと、地球の反対側に来て、つくづく思い知らされました。