ブラジルマニア オ・ペイシ 名古屋サンバ 沖縄サンバ

沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

オ・ペイシ2号店

2006-09-18 | 沖縄ブラジル
 この春作ったオ・ペイシ2号店が週末になると、おかげさまで大はやりしています。オ・ペイシ2号店、いらしてくれた方はご存知ですが、場所はオ・ペイシ1号店の目の前。ユウジがナーリーさんと共に作ったバーというか、屋台というか・・・。

 アメリカ人の給料日の金曜日は、人がわんさか集まり、カウンター回りの席が不足して1号店から椅子を運び出したほど。ビールが飛ぶように売れて、誰に何を注文されたのか、混乱するほどでありました。

 時間帯によっては、1号店より2号店の方がお客さんが多いときも。
 家賃を払っている1号店はもうやめて、この不法占拠の2号店だけにしようか・・・と冗談ながら真剣に考えるときもあります。
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ブラジルビール

2006-09-13 | 沖縄ブラジル
 沖縄で飲むのは、オリオンビール! というのは確かによくわかるのですが、さっぱりしたブラジルビールもまだまだ暑い沖縄の夏には最適です。

 オ・ペイシは客席数30足らずの小さな居酒屋のわりには、ブラジルビール5銘柄、ペルー、メキシコ、オリオンと全部で8銘柄ものビールを扱っています。

 ブラジルビールの好みは結構、人によってはっきり分かれます。ブラジルNO1のビール「ブラマ」が好きな人は、沖縄在住のブラジル人では、ブラジルを離れて10年近くになる人たちです。

 ブラマより新しい「スコーウ」が好きな人は、ブラマ派より年齢が若く、海外滞在暦も比較的短い人が多いです。スコーウの方が味がさっぱりしているし、ブラジルでもブラマより後に人気が出たビールだからかもしれません。

 実際、ブラジル人グループが飲みに来ると「あんたは年上だから、ブラマ、私たち若手はスコーウがいい!」なんて話しています。

 オ・ペイシの一押しは「ノーヴァ・スキン」の「ムニッチ」(黒)です。黒といってもギネスみたいな濃くのある黒ではなく、ハーフ&ハーフみたいにすごく飲みやすいのです。ムニッチをまとめ買いしたい、という人もいます。

 日本人のお客さんに意外に人気なのでは、「イタイパーヴァ」。これはサンパウロの地方の後発ビールなのですが、缶にシルバーのふたがついていて、ちょっとオシャレな感じが受けているようにも思います。

 ブラジルビールは、コンテナで横浜港に入り、そこから沖縄のオ・ペイシまで届くので、しばらく入荷しないときもあれば、すぐ売り切れてしまうこともあって、仕入れは結構大変です。

 ですが、このところ一番よく出るビールは、メキシコのコロナかもしれません。特にオ・ペイシがコロナに入れるライムは沖縄市一大きい、と言われ、お客さんには結構喜んでもらえます。
 コロナは酒屋さんに電話すれば、すぐ持って来てくれるビールなので、仕入れの苦労は全然ありません。

 ブラジルの居酒屋としては、もっとブラジルビールを飲んでもらいたい気もするのですが、簡単に手に入るコロナが出るなら、それはそれでいいでしょう。
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ブラジルよろずや

2006-09-10 | 沖縄ブラジル
 最近、ブラジル人のお客さんに飲食以外に色々と頼まれることがよくあります。お客さんといってもよく会うので、友達のような感じです。

 先週、頼まれたのは、日本での滞在ビザを更新するのに、ブラジルの連邦警察と市警察が発行した無犯罪証明書を日本語を翻訳にしました。入管に明日までに、この書類を出さなければならない、とのことでした。
 ブラジルで生活をしていたので、ポルトガル語はまずまずできるものの、ポルトガル語の翻訳者ではないので「えっ、私でいいの?」と尋ねましたが、彼女は「お願い、入管の係の人がすごく厳しくて、どうしても明日出さなくちゃいけないから・・・」と本当に必要としていたので、その場で手書きでそれらしく書きました。

 翻訳が終わり、やれやれと店に帰ってパソコンを開いたら、別のブラジル女性が「子供を日本のカトリックの幼稚園に入れたいのだけど、どこがいい?」とメールが入っていました。早速、知り合いのお母さんに聞いたり、ホームページで調べたりして彼女にリストを作って送りました。

 気がつけば、ブラジル人のよろずやとなっている自分がいました。私もブラジルで随分周囲のブラジル人に助けてもらったので、やっと少しは人の役に立てるようになったのかもしれません。

 
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ウチナーンチュ大会のポスター

2006-08-31 | 沖縄ブラジル
 昨日、久々に沖縄県庁へ行きました。5年に1度の沖縄県民あげてのイベント「世界ウチナーンチュ大会」のポスターを初めてそこで見たのですが、その中にサンバをしている私が写っていたので、びっくりしました。

 世界ウチナーンチュ大会は、その名の通り、世界中に住む沖縄系の人、ウチナーンチュが一同にふるさとである沖縄に集まる、というイベントです。前回は2001年に行われ、ブラジルをはじめ、ペルー、ボリビア、アメリカ、カナダなど沖縄の移住者が多く住む国の人たちが、どっとやって来ました。

 今年は10月13~15日に宜野湾市のコンベンションセンターを中心に行われます。我々サンバチーム、オ・ペイシ・キ・リもまさに今、そのイベントでサンバをするために練習をしています。

 このポスター、各国に住むウチナーンチュが出ているのですが、サンバの衣装を着ているとはいえ、沖縄出身ではない私もウチナーンチュの1人として扱ってもらえたことに、とても嬉しく思いました。
 沖縄に住んでいる内地出身の人ならわかってもらえると思うのですが、何年沖縄に暮らそうと、沖縄の小、中、高を出ていない人は、ウチナーンチュにはなれないのです。

 ブラジルを介せば、私もウチナーンチュになれるのかもしれません。
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さとうきび

2006-08-06 | 沖縄ブラジル
 今週になって、八百屋さんやスーパーには、さとうきびが並んでいます。2メートルくらいの長く太いさとうきびが1本250円くらいで売られているのです。さとうきび畑に生えている状態は、ふだんよく見ますが、売られていることに気がついたのは、6年沖縄で生活していて初めてのことでした。

 今日からお盆なので、何かお盆に関係あるのかと思い、オ・ペイシにいらした地元のお客さんに尋ねてみると、さとうきびは、仏壇に「つえ」としてお供えをするそうです。そうですよね。あれだけしっかりした堅いのですから、「つえ」になりますよね。3年前、祖母が他界したときは、確かに「つえ」を棺に入れて燃やしたものです。

 昨日、沖縄の庶民的スーパー「ユニオン」の入り口で、青い大きなバケツの中で売られている、さとうきびを見たとき、沖縄市在住のブラジル帰りの男性のことを思い出しました。
 この方は、我がサンバチームの主力メンバーのお父さんなのですが、昨年の夏、サンバの練習中、いつも自家製のさとうきびジュースを差し入れてくれました。オ・ペイシは、去年は夏中、県内最大級のイベント、オリオンビアフェストに出演するために外で練習しており、このビアフェスの練習で夏が終わったと言っても過言ではありません。
 
 100%のさとうきびジュースは、ブラジルでは青空市場には欠かせない飲み物で、よく買物帰りに、さとうきびの甘さに集まってくるハチをはらいながら、飲んだものです。
 フレッシュのさとうきびジュースは、沖縄にありそうで、なかなか飲める場所は少ないのです。その貴重なさとうきびジュースを自分の畑から取って来ては、ジュースにして私たちに飲ませてくれるメンバーのお父さんには、感謝したものです。汗だくになる練習の合間にこのさとうきびジュースにレモンを入れて、飲んでは、あーもうちょっと頑張ろうね、とみんなで励ましあったものです。

 練習がちょうどピークに達した頃、ブラジル帰りのお父さんは軽トラでやって来て、ジュースを差し入れてくれました。このお父さんがこの夏、突然倒れてしまい、もう1カ月入院生活を送っています。サンバチームの息子も毎日病院で付き添っていて、練習にも参加していません。

 さとうきびを見ると、彼のお父さんのことを思い出しました。早くよくなってくれることを願っています。
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沖縄移住ブームがブラジル人にも

2006-07-30 | 沖縄ブラジル
 ここ数年の沖縄移住ブームは、日本人のみならず、ブラジル人の間にも広がっているような気がします。

 群馬県や静岡県、愛知県のようにブラジル人の職場がない沖縄県は、出稼ぎのブラジル人というのは、かつては皆無に等しかったのですが、このところ少しずつ様子が変わって来ました。

 西表島の大手リゾートホテルには、ブラジル人6人が人材派遣会社からの仕事で、ベッドメーキングの職に就いているそうです。そのうちの1人の方が、沖縄本島へ遊びに来たついでに、オ・ペイシにフェイジョアーダを食べに来てくれました。西表の仕事なんて、魅力的ですよね。

 本島中部のアメリカ人のバーには、2年前からブラジル人の女の子たちが来ています。最初は、2、3人だったのが、今では7人にもなっています。

 オ・ペイシにもちょくちょく問い合わせがあり、「日系ブラジル人は沖縄のどの企業で働いているんですか」とか「群馬にいるブラジル人ミュージシャンなんだけどオ・ペイシで働けますか」とメールや電話が来ます。何を勘違いしているのから、リオ・デ・ジャネイロ在住のブラジル女性までもが「沖縄で働きたいのですが・・・」と電話をかけてくる次第です。ときには、その電話がコレクトコールだったりするので、どうなっているのか、よくわかりません。

 何はともあれ、沖縄にブラジル人が増えていくのは、うれしいことです。ブラジルコミュニティが大きくなっていくといいと願っています。

 
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ビーチパーティー

2006-07-06 | 沖縄ブラジル
 先日、嘉手納マリーナで開いたビーチパーティーは、多方面からさまざまなブラジル人が集まり、大盛況でした。同じ米軍基地で働いている、とひと言で言っても沖縄の北の果て、辺野古のキャンプ・シュワブの人と宜野湾のキャンプ・フォスターの人が会う機会は、そうそうないのです。

 この日は、軍関係の人、ダンサー、サッカー選手、監督、沖縄系ブラジル人、と色々な人たちが集まり、サンバの輪、ホーダ・ジ・サンバを楽しみました。日本の人たちは、とことん騒ぐ彼らのパワーにちょっとおされ気味でありました。

 我々オ・ペイシチームは、夜の店でのパーティーのため、最後まではいられなかったのですが、最後はビールかけや、女の子を海に落としたり、と大変な騒ぎだったようです。

 沖縄に住むブラジル人の間で、メールグループのようなサイト、オクルチがはやっているのですが、このところみんなの書き込みは、「この前のビーチパーティ楽しかったよね。また今度やろうね」といった内容です。

 さあ次はどこのビーチでパーティーをすることになるのか。先月、誕生日でビーチパーティを主催したAさんと私との間では、「次は誰かが主催する、と言い出すのを待ってようね」ということになっています。どなたか計画してくださいね。

 

 
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ワールドカップ ブラジル×フランス

2006-07-04 | 沖縄ブラジル
 ブラジルがこの段階で負けてしまうとは・・・ 実に残念でここ2日間、ボーっとしていました。オ・ペイシに来るブラジル人のお客さんたちも、「もう泣きすぎて疲れた」「何たる屈辱だ」とみんなものすごいがっかりモードです。

 ブラジルのテレビ番組を観ていても、あの悲しい試合が繰り返し放送されたり、サッカー評論家の手厳しい批評が飛び交っていたりで、一緒に観ていたお客さんと「これじゃ、ますます落ち込んじゃうね」といいことがありません。

 昨日の番組では、ブラジルのテレビ局グローボの視聴者調査によると、敗因のNO1は、選手の「やる気不足」で、全体の50%でした。NO2は、「羞恥心のなさ」で29%で、選手のメンタル面が原因とみている人が多かったようです。「技術不足」「練習不足」を理由にあげた人は、ほとんどいませんでした。
 試合後の選手インタビューでは、ロナウドやカカーが「ディスクーパ(申し訳ない)」という言葉を発しているのを初めて耳にしました。

 また別の番組では、「ブラジル代表はブラジルの子供たちの夢をこわした。ストリートチルドレンがどれだけ、このワールドカップでブラジルの栄光を楽しみにしていたことか」というコメントがあったりで、もうやりきれません。

 オ・ペイシの試合観戦では、敵陣フランスの女の子がフランスのユニフォームを着て応援に乗り込んで来ていました。かつて私は、家族でフランスに住んでいたことがあり、妹はフランス企業に勤め、ワールドカップのフランス×韓国戦を観に行くほどフランスづいています。しかし同じ兄弟でも私は、自分とフランスの関わりなどすっかり忘れ、フランスを憎き敵としか思っていません。

 このフランスの女の子は、ブラジル人グループがシーンと静まり返ったオ・ペイシから、肩身狭そうに帰って行きました。

 そろそろこの虚脱感から抜け出して、新しい生活を始めなくてはなりません。
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オ・ペイシ24時間営業か・・・

2006-06-29 | 沖縄ブラジル
 ワールドカップ、ブラジル×ガーナ戦は、夜12時という早めの時間帯の試合だったこともあり、大勢のお客さんで盛り上がりました。
 ブラジルのシュートが決まる回数が多ければ多いほど、みんな楽器を鳴らし、サンバを踊り、白熱していきました。

 昨日は特にみんなの熱気で、オ・ペイシではクーラーだけでは追いつかず、扇風機を回していました。しかし、それでも足りずに、お客さんはうちわを片手に観戦していました。

 ブラジル戦が終わったのが、午前2時ですが、それからもオ・ペイシは営業を続け、始発のバスを待つブラジル女性までいる、というはちゃめちゃな日でした。
 店を最終的に閉めたのは、午前6:50。小学生の息子が学校へ行く時間になって、あわてて家へ帰った次第です。
 
 今後のブラジル戦はすべて午前4時から。昼間は、サンバ衣装や羽根の発送に追われ、もうすぐオ・ペイシは24時間営業の店になりそうです。
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ブラジル熱狂サポーター

2006-06-25 | 沖縄ブラジル
 4年前のワールドカップの応援にオ・ペイシに来ていた人は、彼女のことを知っているかもしれません。沖縄のブラジル熱狂サポーターといえば、ドナ・オウガです。沖縄タイムスのコラムにも登場したほど、ドナ・オウガの応援の熱の入りようは素晴らしいものです。

 サンパウロ出身の彼女は、日本に住んで10数年になりますが、ご高齢のため足が悪く、この頃では車いすで移動をしています。前回のワールドカップでは、全試合、ブラジルの大きな国旗をまとってオ・ペイシに来て、応援をしていました。

 ドナ・オウガの応援グッズは、1970年代のワールドカップから毎回、記録しているノート。ブラジル代表の出場選手の名前や得点などを、事細かに書き込んでいるのです。

 今年のワールドカップでは、ブラジルの試合は深夜ばかりで、車椅子ではなかなか外出できません。今日、電話で話したところ、目覚ましをしっかりかけて、家で一人起き、応援しているそうです。

 次回の試合、ブラジル×ガーナは27日(火)午後11:45、唯一、未明の時間帯ではない試合なので、ドナ・オウガもオ・ペイシに応援に来る、と言っていました。彼女と一緒に試合観戦できるのは、とってもうれしいことです。
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