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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

カーニバル 結果発表

2009-03-01 | サンバ
 金曜日 「ペルーシ」 パレード
 土曜日 「モシダージ・アレグレ」 パレード
 日曜日 休み 衣装制作
 月曜日 「トルシーダ・ジョーベン・ド・サントス」 パレード
 火曜日 サンパウロ 結果発表→優勝フェスタ
 水曜日 リオ 結果発表
 木曜日 サンパウロ グルッポ1 結果発表
 金曜日 優勝パレード

 カーニバルはリオのグルッポ・エスペシャウ(1部リーグ)の発表をもって終わり、とされていて、木曜日からは、みんな仕事にもどり、いつもの毎日が始まります。
 ですが、私たち下部リーグのチームに出場している者にとっては、木曜日の結果発表は来年のカーニバルのリーグが決まる運命の日です。
 
 発表は、パレード会場 アニェンビーで午前10時から。平日でも、各チーム、横断幕におそろいのチームのTシャツで駆けつけていました。我々のチームは、母体がサッカーの応援団だけあり、点数が発表される前から、元気のいい兄ちゃんたちが、飛び跳ね、歌いながら応援しています。
 すぐ隣では、強力、コリンチャンスFCの応援団のサンバチーム、「カミーザ12」がさらに熱狂していました。

 いよいよ得点の発表です。夫は、前の晩に作った得点表に次々に点数を書き入れていきます。12チーム 審査項目9つ 審査員3人 全部で324個の点数が続々と発表されます。しかし、テレビの実況中継はないので、自分でその場で集計しなければ、自分のチームが現在何位なのか、把握することは不可能です。

 夫が得点表に点数を書き入れ、私はその横で電卓で合計点をはじいていきました。周囲には、チームの順位を心配しているメンバーが得点表をのぞきこんでいます。「早く足し算して!」とせかされるのですが、気持ちが焦って電卓のボタンを押し損ねてしまいます。

 私は顔を上げる暇もなく、ただひたすら、電卓をはじいていました。「落ち着け!」とグァラナを差し入れてくれる、昔からの作曲メンバーもいました。

 みんなが心配していたポルタ・バンデイラ&メストレ・サラ(旗持ちカップル)の得点は、12チームの中で最下位でした。ですが、コミサン・ジ・フレンチは30点満点で最高点。バテリア(打楽器隊)は30点は取れませんでしたが、大きな失点はありませんでした。

 結果、トルシーダ・ジョーベンは、12位中5位。初めて、このカデゴリーに上がったわりには、上出来でした。上位ではありませんが、このカデゴリーから落ちない、ということが大切です。

 落ちれば再び、郊外でのパレード。ジョーベンは、来年もサンバのメイン会場、アニェンビーでパレードできることが約束されました。落ちなかったことに、みんな安心をして、それぞれ、仕事へと向かいました。
 
 
コメント
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